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《ミーティングや研修の時に使う》キングコング西野亮廣に学ぶ経営戦略

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《革命のファンファーレ》という本を読みました。

 

 

革命のファンファーレ 現代のお金と広告

革命のファンファーレ 現代のお金と広告

 

 

仕事にも生かせる、もしくは考えの一つとして非常に面白かった。

キングコング西野さん!本を読んで、テレビ、ネット、メディアを嫌ってるので印象があんまりよくないけど、良いも悪いもない今の時代を生きる人なんだなと思いました。

 

というわけで、私なりミーティングやスタッフ研修の時に使ったので、他の方も使えるように、話をまとめていきたいと思います。

 

キンコン西野に学ぶ経営戦略

 

それでは今回のMTで話させていただきます。

キングコング西野に学ぶ経営戦略です。

 

今回西野さん絵本を発売し、絵本会の中で超絶怒涛の販売数をたたき出しました。

めっちゃ売れたわけです。

 

なぜ売れたのでしょうか?

 

みなさんで考えていきましょう。

 

参加者に売れた理由を考えさせる。

ここは質問形式でバンバン当てていきましょう。

絵本が売れるっていうのはどういうことか?

なぜ売れたのか?

・西野が芸人で知名度があったから

・無料で公開したから

・絵本が細かくてすごかった

・サイン会をした

・内容がすごくよかったから

・個展を開いたから

・話題性があったから

・ツイッターとかSNSで拡散されていたから

などなどいろいろできてきましたね。

出てきた案から今度はカテゴリー分けをしてみましょう。

 

知名度の話

知名度があればよく売れる???

ある程度は売れるけど、じゃあ絵本30万部売れるほどの知名度だったのかといえば・・・

そこまでは売れるワケがない。

個展を開いた。サイン会を開いた。

地道な活動は大事だけど、それでそこまで売れる?

そもそもみなさんなんで西野が絵本書いたの知ってるの?

・テレビでみた。

・ツイッターとかインスタでみた。

※ちなみに30名いてキングコング西野をフォローしている人はいなかった。

知名度は重要だけど、それだけではいかないよね?

 

中身の話

絵本の内容がよかった。すごく描写が細かくてすごかった。

それで売れたら、今までの絵本さんとかなんで売れなかったの?

専門とか歴の長い人、絵の長い人のほうがいい作品作りそうじゃない??

中身も重要だけど、売り上げを伸ばすためには何が必要だったの?

 

みなさん落ち着いて!!これは経営戦略の話なので、売り方を考えるんですよ。

あなたならどうやって売りますか?

販売するために中身を練って練って練りまくったら売れる時代ですか?

あなたのやってるスマホゲームはめちゃくちゃ面白いかもしれないけど、それとなりの人も知ってるようなタイトルで、みんなやってる?やってないよね?

 

中身よりもう一歩手前の話よ!!

無料で公開した

2000円で販売している作品を全部無料で公開したら売り上げ伸びる???

どうですか?田中くん。

・無料で公開したら売れない。だって無料で全部見れるので購入する必要がない。

・無料で公開してもいいと思えば買う人もいるのでは?

ここは話がわかれましたが

・話題になれば売れるのでは?

 

確かに売れました。

例えばうちの製品でも100人案内したら5件は獲得できますよね?

じゃあ100万人に案内できたらその5%でも5万人購入してくれます。

すごない?1000万人案内できたら50万人購入してくれます。

1000円の商品でも5万人購入したら5000万円です。すごくないですか?

 

でも残念半分正解だけどもう一歩考えてみてください。

ぼくらの持ってる商品を無料配布したとして利益でますか?

 

どういう販売方法だったのか?

販売方法について考えてみましょう!!

まずはさっきでは無料公開。

みなさん簡単に無料で公開したっていうてますけど、じゃあどんな無料公開をしたか知っていますか?

そもそも無料と有料に差はあったのでしょうか?

・無料はネットでしか見れない

・有料は絵本として手元にあるので、コレクターが・・・

いや、コレクターではそんなに売れないんじゃ・・・

他ー!!

・うーんうーん。子供に売った!

・無料で商品を配布した?

 

《有料を無料にするというお得感》人が集まった。

今では一般的になってるけど、スマホの普及率はすごい。

ほとんどの日本人は持っているといっても過言じゃない。

ネットを介してそこへアプローチをかけたワケ。

・普通は初めの10ページくらいは無料、あとは購入とか・・・・

・もしくは販売前に一部公開とか

 

ところがどっこい、販売している商品を無料にした。

店頭で販売したり、アマゾンキンデルで販売しているにもかかわらず、全部のページを無料公開にしました。これにはいろんなところで炎上しましたよね。

・先に購入した人を裏切った

・クラウドファンティングの出資者を裏切った

・他の絵本作家の価値を下げた

とかいろいろ。

炎上したけど、それによっていろんな人の目に触れることになり、結果爆発的な認知度になったと言っても過言じゃない。

それに、有料で販売している2000円の絵本を全部無料にした。

ワケなので、購入を検討している人、まったく検討していないけど、無料だと群がる人、拡散が拡散を呼ぶし、絵本に興味のない人でも「話題の本が無料で読める」とあれば一度は目に触れたいと思うところだろう。

 

だって、2000円の価値があるものを無料で手に入れられるんだよ!!ほしい!!

その代わりいろんな人からのバッシングや批判は殺到した。

 

無料は本当に無料だったのか?

今では当たり前のようにスマホゲームは無料、アプリも無料になってるよね?

あれは本当に無料だと思いますか?

無料だと広告が出てきたリ、クリアするのに膨大な時間がかかったり、強くなれなかったりと「弊害」というか「邪魔」がありますよね?

じゃあ、今回の絵本にはどんな邪魔→使いにくい作戦があったと思いますか?

 

絵本はページをめくったり、子供に聞かせたりしますよね?一緒に見たりしますよね?

 

絵本に細工をしていました。

それは

縦スクロール

 

そうです。無料で全部のページが見れたのですが、圧倒的に見にくくて、絵本の役割はできなかったんです

 

 ここからは作品本来の勝負になります。

絵の繊細さ、ストーリーの良さ。芸人西野の認知度とか。

批判や苦情は殺到しても、「無料で見れるラッキー」な人や、「絵本気になるなぁー」なんて人からしたら全然関係ないし、炎上なんて一部も一部。

いろんな人が西野さんの作品を見る機会が増えた。

ちゃんと作品を見たい、絵本を読み聞かせたいとか絵本として使いたいと思う人

→たくさんの人が購入した。

 

なかなかよく考えられている。

情報は本当に漠然と入ってきて、よくわかっていない人が声を張り上げて批判や非難しているけど、結局は絵本製作したチームは褒められたし、ボーナスも出たらしい。

キングコング西野チームは儲かったといえる。

 

考えてみて!自社製品!

ほんでな、みんな考えてみて!!無料で提供しているもの結構あるでしょ??

初回無料とかやるやん???

無料プレゼントってめっちゃやるやん?

あんなんあかんって。無料=罠みたいなんが見え見えすぎるやん。

もうちょっと考えて

 

一番人気の商品を無料にして利益拡大できること考えてみようよって話!!

では、ディスカッションしていきましょう!

 

①例えばビックマックを無料にするとしたら、何を考える?利益拡大するために無料にするとしたらどんな打ち出し方や仕掛けを作りますか?

 

考え方はいろいろ。

・ビックマック購入でもう一個ビックマックプレゼント?とか?

・ベタなネタだとツイッターでリツイートした人100人無料プレゼント?

・ビックマックの廃棄処理分を無料配布してゴミのコストを減らす?

 

「価値のあるものを無料にする」

「無料からつながるものを考える」

というのはなかなか今からでも新しい商品展開としては重要なのではないだろうか?

まだあった販売力のテクニック

いろんな販売方法や展開をしてるのだけど、実は土台から西野さんの絵本は違うかった。

それはクラウドファンティングや外注での絵本製作だ。

基本的に絵本は一人で作るらしい。一人で作って販売会社、印刷会社。

私たちも役割分担や担当業務があると思うんだけど、一人で製作したものをたくさんの人間で販売するのと、たくさんの人間がたくさんの人間で販売するのはどっちが売れると思う?

もちろんたくさんの人間が関わってるほうが売れる。

人間は繋がりを大事にしているので、その人だけでなく、そこから次の人、友人、仕事仲間、家族、拡散の速度は関わる人数が多いほど広がる。

 

そういえばブログもそうだよね。一人で書いた記事より、たくさんの人が関わった記事のほうが100%拡散される。

だって、そこの一員ってことになるものね。ほらよく見てみてよ。

社内の広報っていろんな人間写ってるでしょ?ほらそこらへんのPOPも。

変に人数たくさんいてたりしない?

 

 たくさんの人間がかかわった方が拡散される。

 

目指すのはとにかく話題性

話題が大きくなればなるほど、注目される。

CMやPR活動といったもので、ブログやユーチューブでも一緒の考え方だ。

スマホの登場で経営戦略は大きく変わりました。

今まではとこかにチラシを撃ったり、店頭でPRをしたり、サイン会を行ったり、どれも大事だけど、スマホの登場により母体がネットワークメインになった。

インターネットで1万人見てもらえれば、その1%でも購入してもらえれば100人。

10万人が見れば1000人が購入してくれる。

とにかく見てくる人の数が大きければ大きいほど売れるといえる。

ネットで取り上げられたりバズればそれはそれは大きな収益になる。

 

☑もっとも重要なのは拡散されること

媒体は大きければ大きいほど売れる

たくさんの人を巻き込む

仕事をするにあたって、役割があったり持ち分があったりするんだけど、

一人で仕事するって超大変。ありえない。

時間がいくらあっても足りないし、同時進行できればめちゃくちゃ効率はいい。

予算の都合上誰かを雇ったりは難しいかもしれないけど、なるだけたくさんの人を仕事をするべきだ。

 

今回、西野さん絵本を書いたんだけど、あっちこっちから外注をして作成をした。

基本的に絵本は一人で作成して出版するらしいんだけど、

構造から色付けからストーリーからいろいろ外注しまくっていろんな人を巻き込んだ。

 

結果はどうなたかって?

たくさんの人を巻き込むことができれば、それだけ一気に拡散ができるというわけだ。

ブログでもたくさんの人のことを扱えば、「私も一員なんです。シェアします。」となるわけで、最もバズりやすいといえばバズリやすい。 

 

まとめ

今回のお話しの正解は全て「革命のファンファーレ」にすべて語られています。

絵本の話だけではなくて、様々なシーンでも販売方法として考えるべき内容と思われます。

無料の裏側、販売の仕方の手法。何よりもやってみないとわかりません。

今までのやり方なんてスマホの登場ですべて覆りましたし、今後はペーパーレス化、全自動の車の社会、数学関連はAIが人より優れるでしょうし、なにかと時代は動きます。

様々なやり方を「考える」ことはかなり重要です。

しっかりとスタッフや社員を育成し、時代の流れを追い越していきましょう。

 

 

本日はこれにて終了いたします。

ご参加の皆様、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

おわり(え?なに言ってんの?まとまってねぇー!!

 

 

革命のファンファーレ 現代のお金と広告

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