東京ディズニーリゾートへ両親を連れてきたので
高齢者の生態を暴きたいと思います。
ことの発端はブログを1年間で〇万円貯まったからなんですが、
ブログで〇〇万円貯まったので両親にディズニーランドをプレゼントします!! - 腐ったみかんは俺かお前か?
予想をはるかに超えてその手元の金額の3倍は必要になってしまった旅行記です。
【高齢者と一緒に行く東京ディズニーリゾート】70歳を超える両親を連れて行きました~高齢者にも楽しめるディズニーリゾートを~ - 腐ったみかんは俺かお前か?
上記では語られなかった私の父と母の生態系を記録していこうと思います。
なんだかいろいろ大変でしたし、昼は熱いし、夜は寒いし、人は多いし、ディズニーリゾートって本当にすごいところですね。
それではまいりましょう。
ディズニーリゾートvs父と母
- 大阪にいるときと東京にいるとき
- 荷物が異常に多い件
- 入口の荷物チェックに異常に時間がかかる
- 父、母「カバンに人形とか付けてるのバカみたい」
- なかなか頭につけない件
- いろいろ気になって仕方がない父と母
- 私はこの国の人ではないと言い始めた父
- ディズニーのキャラクターに会うとどうなるのか?
- まとめ
- ※父と母はカワイイ件
大阪にいるときと東京にいるとき
その日はいつになくハイテンションだった。
それもそのはず、念願のディズニーランド、シーなんだ。
初めての体験。そして全額出してもらえると私の両親は浮かれていた。
家族そろっての旅行なんてもう20年はしていないだろう。
もしかしたら一生に一回かもしれないぐらいの日のだ。
大阪から新幹線に乗り、向かい合わせにしてひたすらマシンガントークをしていた気がする。元気な父と母。
ところが新幹線から東京線に乗り換えた途端に静かになってしまった。
まったくしゃべらないし、なんだその( ゚Д゚)顔。
私の両親は大阪から東京に来ると
借りてきたネコみたいになりました。
まったく会話せず、遠くを見つめたまま動かなくなった父と母。
荷物が異常に多い件
新しくキャリーバックとナップサックを持ってきた父と母。
あれだけ荷物は軽くしておいで!防寒着は必要だよ!
はじめてディズニーに来た私の両親。カバンがパンパンで異常に重かったので調べると3日分の水分と大量のお菓子が入っていた。
— 腐ったみかん@はてなブログ (@camelstation) 2017年4月13日
夢と希望の国へ不法侵入する気だったのかと聞きたい。
※全て宿泊ホテルへ送ってやった。#ディズニーリゾート#夢と希望の国
ディズニーランドはお金がかかると覚えている両親。
3日分の水と食料をもって夢の国へ密入国をするつもりだった。
入口の荷物チェックに異常に時間がかかる
ディズニーランド、シーでは危険物も持ち込みを避けるために入口手前で手荷物チェックをされます。
母「え?ええ?え?なんで?」
父「ハイどうぞ!みてぇー!!」
戸惑う母となぜか喜んで見せる父。
途中から
父「ここも見てくれ」「ここはみなくていいの?」
母「これは寝る前に飲む薬で・・・・」「おなか減った時に食べるようのお菓子で・・・」
と、何も聞いていないのに、すべてを確認させようとする父と、聞いてもないのに必要性をひとつずつ説明する母の姿がそこにあり。
「ハイ、ありがとうございます。もう結構ですよ。」と
荷物チェックのキャストさんに言わせていた。
荷物チェックを受けると
異常に時間がかかる
※4回目から短縮することに成功しました。
→荷物チェック中は黙ってるように指示しました。
父、母「カバンに人形とか付けてるのバカみたい」
ディズニーに到着する前からずっと言ってた両親。
それはリュックとかカバンとかにいい歳こいた大人がカワイイヌイグルミとか持ってるがとにかくヤバイという。
「頭オカシイ人に見えるで」
「意味あるの?」
そしてディズニーリゾート
到着して目の当たりにすると
母「うわぁー気持ちわるぅーあんな人もあんなんしてるでぇー」
父「みんなどうかしてるね。」
と言っていた父と母。
仁王立ちの父
カバンにネコを詰めてみた
気に入ったらしい。
2日目からは2匹に増やしたが抵抗しない父
大事に人形をかかえる父。
だが、父は「ぬいぐるみ」と認識していて、ディズニーのキャラクターという認識はないようだ。
もう当たり前のように装備している。
まもなくウサギのぬいぐるみが落ちる
4足歩行の新しいバケモノにしかみえない「ぬいぐるみ」を装備する父
・・・・
結果:父と母にぬいぐるみを持たせると
見事に魔法にかかるらしい
なかなか頭につけない件
父と母にディズニーランドを楽しんでもらおうと、Tシャツや頭にあのディズニー的な奴をつけてもらおうと目論んでいた私。
息子「全部金額出すから!!」
と、言うにもかかわらず全然買わない。選ばない。
なぜなのか・・??
※写真参考はボンボヤージュ
あっちウロウロこっちうろうろ。
ないない。
いいデザインがない。
あれも嫌、これも嫌
なんで??なんでなの??
父母「ディズニーランド以外でつけられへんから意味ない」
頭にディズニー的なものを付けさせようとした結果
実用性を重視して選ぶので決まらない
※ディズニーランドでは考えてはならない部類なのだよ・・・母・・・
最終的にこうなった
父はいつでもつかえるようにキャップ。
母は帽子の上にカチューシャを付けることに。
いろいろ気になって仕方がない父と母
いつの間にか父と母はいなくなった。
ついてきていないのだ。
いったいどこにいるのだろうか・・??
・・・・・・
ずっとササを触っている父
このササが本物なのかどうなのか?
気になって仕方がないらしい。
これだけの規模の植物は管理できないのではないか?
全て偽物なのではないか?
そう思っているらしい。
父と母がキャストを捕まえていた
母「この木!よくできてるね。偽物でしょう?いくらなの?」
父「ちゃんと根がついてるみたいやね」
父「すごいリアルにできてる。」
キャスト「本物ですよ」
父母「なにぃー!!」
なにやってんだよ。
私はこの国の人ではないと言い始めた父
父は急に「私はこの国の人ではない」
と口をへの字にして言い始め出した。
一体なにがあったのか・・・?
そもそもなんなんだそのファッションは・・・?
父「私は月龍(ツキリュー)です」
どうやら背中に背負っているステラルーが原因でいろんな人から
「どこでそれを買ったんですか」と聞かれるらしい。
父「私はここの国の人間ではないからわかりません」
と答えているのだという。笑
ずっと胸元を開いて漢字が見えるようにしている。
なんだその日本人アピールは。そもそもここ日本やで
ディズニーのキャラクターに会うとどうなるのか?
ランド、シーにいるキャラクターに母は出会った
ディズニーのキャラクターはランド、シーと歩いているとそこらへんにいる。
「あ、ミッキーや」
「あ、なんか大きいぬいぐるみおるで」
ぐらいの反応の私の両親。
でも母は勝手に近寄ってしまう。
そして写真を撮ろうとする。
触りにいってしまう。
「母!!待つのだ!!よく見るのだ!みんな並んでいるのだ?!」
母「!!」
母は並んでいるのが不思議でならないようで、こんなところまできてなんでぬいぐるみの周りを並んだりしているのかわからないようだった。
2日目あたりから見向きもしなくなった
強制的に会える場所で対面させたら
ディズニーリゾートにはこっちから会いにいかなくてもキャラクターから会いに来てくれるレストランがいくつかある。
今回は親孝行としてあらかじめ準備していたのだ。
では、父と母を観察してみよう
ディズニーランドにあるポリネシアンテラス・レストラン
ショーの合間にキャラクターたちが会いに来てくれる。
ええ??父がスリスリしてる?あの父が??
キャラクターがきた瞬間母は慌てふためいた
ついにミッキーが母のもとへ・・・
ハイタッチと思いきやミッキーの両手をつかむ 母
なんやそれぇぇぇー!!
中川家みたい(笑)
きれいに振り払われた母。
なんちゅう( ゚Д゚)顔してんだ。
結果:ミッキーを捕まえようとして振り払われる(笑)
※お願い母やめて
ディズニーランドにあるクリスタルパレスレストラン
朝食時のみプーさんのキャラクターが遊びにきてくれる。
これには父も母も大興奮だった。
たくさんのキャラクターがきてくれた。
はしゃぐ母
喜ぶ父。
はしゃぐ母が何かを言ってるみたいなので近くで聞いてみると
母「大変ね!がんばってね!」
結果:応援してた
本当にお疲れ様という気持ちだそうだ。
はぁーいろいろありまんなぁー。。つかれたぁー。
まとめ
初めてディズニーランドやシーに来た両親。
普段の感覚はかなり違うかったのではないだろうか?
人の多さだったり、物価の高さだったり、コーヒーを飲むにも、座るにも大変な場所。
ディズニーランド。ディズニーシー。
いろんなマニアな人もいたり、外人がいたり、
何もしてなくても笑顔で手を振るキャストたち。
意外と年配な人が多いキャストさんたちにも驚いただろう。
普段から両親におごることもなかったのでみんな緊張してたかも。
そうして大阪に帰ったきた。
今日、電話したら・・・・・・
母「熱が出て今寝込んでるの」
まさかの両親寝込むという結果に・・・
とても心配である。
ぜひ、また連れて行ってあげたいと思うのでした。
おわり
※父と母はカワイイ件
2泊3日でいろいろあったけど、とにかく父と母が楽しくしていてよかった。
歩きすぎてしんどかったと思う。
いつの間にかついてきてなくて、
振り返るとそこには母をカメラに収める父の姿があったり、
ラブラブカップルみたいな父と母の姿があって。
それが僕はすごくうれしいかった。
父と母は現在絶賛寝込んでる中だけどね(汗)
ご愛読ありがとうございました。