腐ったみかんは俺かお前か?

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10歳年下の女とホテルの最上階でフランス料理を食べました

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今日は僕の36歳の誕生日です。

 

なんと私はホテルの最上階へ来ています。

 

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なんとサプライズでホテルの最上階へと連れてこられました。

 

見てください。

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大都会を照らすイルミネーションです。 

オシャレ?です。

※非常口が映ってしまいました 

 

オシャレな場所です。

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隣のビルより高いビルの最上階 35階にいます。

僕は緊張しています。 

みんなスーツとかタキシードとかオシャレでなんです。

 

 

サプライズなんです。

 

・・・・・

 

 

・・・・

 

 

僕・・今日・・・ジーパンにピンクのシャツなんですけど(´;ω;`)

 

経緯

僕は誕生日なんです。

5月15日がその日です。

会社の誰からもお祝いされないしがないサラリーマンですが、こんな私のことを好いてくれる女のコがいます。

今日はデートに行きました。

ロハスフェスタ、ニフレル(水族館)ととても有意義な時間を過ごしました。

僕のことならなんでも知ってる・・・とはいいませんが、今年で36歳になった僕を祝ってくれようとしているみたいなんです。

・・・・・私より12歳も年下のコなんです。

給料も少なく、毎日お金に困っています。社会の波に毎日飲まれています。

そんな彼女さん

デートの後半からずっとそわそわしていて、なにかと言い訳をしながら僕を梅田まで連れてきました。

僕はきっとなにか企んでいるのだろうと、所詮小娘の考えることだろうと、タカをくくっていました。大人の余裕というやつです。

 

地下へ行ったり、迷路のようにグルグル回りながら

途中で美しい夕焼けを見たり

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※大阪の大都会、梅田。夕焼けが美しかった。

「わぁーキレイねぇー」

と彼女さんは言っていましたが、目は泳いでいました。

いったい何をしようと、僕をどこに連れて行こうというのだろうか。

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※みんなそろって写真を取り出す。なんなの日本人

 

そうしてやっとのことでたどり着いたのがホテルの最上階、梅田を見渡すことのできるこの場所でした。

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予想をはるかに超えすぎていて僕はしゃべらなくなりましたが、写真を撮ってしまうタチになってしまいました。

恥は一瞬、価値は一生です。

彼女さんは僕よりさらに緊張していて、挙動不審にもほどがあるような状態だった。

強盗でもするのかな?

前日にもらったプレゼント

僕のことを何よりも(たぶん)理解している彼女さんなので、プレゼントも予想を超えるものをいつも用意してくれている。

今回のプレゼントが初めてではない。

初めてもらった誕生日のプレゼントはメガガンダムだった。 

メガサイズモデル 1/48 RX-78-2 ガンダム (機動戦士ガンダム)

メガサイズモデル 1/48 RX-78-2 ガンダム (機動戦士ガンダム)

 

そんな彼女さんの今年くれたプレゼントは

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リモコンで動く中国産のロボットだった。

さすが! 

時間がいくらあっても足りない僕にピッタリのマストアイテムだと思います。

ロケットも発射します。もう1本ロケットがなくなりました。

いうこと聞かない感じがとても気に入っています。 

いや、ここから推測してこの場所はないだろう。

僕は心の中で叫んでいました。

二人そろって背筋が伸びていました。

場違いな雰囲気

なんてこった。

二人そろって、最上階でフランス料理を食べるような姿をしていないのは明らかで、

僕は目を丸くしてたと思う。平常心を取り繕うのに必死だった。

恥ずかしいくもある。

僕はジーパンにヨレヨレのシャツ。ロハスフェスで購入した木材を持ち、首からカメラを提げている。何コレ?逆にどうやったらこんな空間に迷い込めるの?

彼女さんはいつもの恰好に見える。

白いスカート?みたいな奴にチェックのシャツ。

いつも通りだ。

どう考えても場違いな雰囲気が出ている。

いや、もはや周りから見たらなのかもしれないが、少なくともホテルの最上階でフランス料理のフルコースを食べるような姿を二人ともしていない。 

僕はこんな場所を用意した彼女さんにちょっとビビっている。

そして手に木片を持っているのがどうしようもなく恥ずかしかった。

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最上階まで持ってきた木片。ビニール袋。

いや、買い物したビニール袋をもって入る人はいないんじゃね?

今日一日をやり直したい

 

そうか、今日出発前に「ちゃんとした格好で来てね」とはそういうことだったのか!?

 

あ、うん、ちゃんとした格好。

わかんねぇーよ!

ドリンクを頼む

明らかに場違いな雰囲気が漂っている。

ずっと彼女は挙動不審でキョロキョロしている。

さっきから会話は

「ねぇうれしい?」

「おどろいた?」

同じことを繰り返している。

乾杯のシャンペンは減らない。※彼女さんはお酒を飲むと倒れる

周りを見渡すと、みんなワインを頼んでいるようだった。

僕も彼女さんもあまりお酒を飲まないし、ワインも別に好きというワケでもない。

ドリンク?メニューを開く。なんなのこのステンレス製のメニューは?マジヤバイ。

 

どれも高そうのお酒、ウィスキー、ワイン。

前回大きな失敗をした記憶があるので、お酒は控えな大衆ビール「ハイネケン」をいただくことに。

【神戸コンチェルトクルーズディナー】初めてサプライズバースデーをいただいた結果 - 腐ったみかんは俺かお前か?

↑ずっとゲ〇を吐いてた苦い記憶

 

 

彼女さんは「うーんうーん」と悩んでいる。

「リンゴジュース!」

おおよそ場違いなくらいの気持ちでリンゴジュースをオーダーしようとしていたが、

たぶん金額を気にしているのだろうと僕は察した。

ソフトドリンクがどれもこれも1000円ほどする。

普段100円が90円で売ってたと喜ぶぐらいの彼女さん。

どことなく悲しい瞳に見えてきた(か、カワイソウ・・(´;ω;`)ウゥゥ

 

さらに水を頼むという選択肢もないときた。

(メニューに水(エビアンとか)も1000円近い。なにそれ?)

 

「ウーロン茶がない」と言い出した。

「メニューに書いてない」

「ない。無理だ。」

うん。確かに書いてないけど、逆にもうウーロン茶のないなんてあるのかな??

そう思い、ウェイター(ちょっと適当にしてくる嫌な感じのウェイター)に聞くと

「ありますよ。大丈夫ですよ。」

と子供に言い聞かせるように案内された。

彼女の眉毛がピクと動いたがウーロン茶があってよかったのだろう。

 なんとかディナーを食べるような雰囲気になった。

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※写真はシャンペン

食べ方がわからなフランス料理

問題は山積みだ。

我々はこう見えて、フランス料理をあまり食べたことがない。

食べ方がわからないのでウェイターがよそ見をしている間に食べるということを今まで繰り広げてきた。

彼女がこんな舞台を用意してくれたのだ。

大人の色気というか、エレガントにおフランス料理をお食べようではないか。

両サイドからナイフやらフォークやらを使うらしい。

 

料理が運ばれてくる。

 

カシャッ!

 

あ!しまった!つい癖で写真を撮ってしまう。

ブログ書こうと思うので

彼女さんは周りを気にしていた。

若干うんざりした表情で僕を見るが・・・・。

写真を撮るべきか撮らないべきか。と思ったが、彼女さん・・・

あ、スマホ取り出した。カシャー!写真撮ってはる。

「いや、あんまりこういうの食べないんで」

よかった。僕は嫌われずに済みそうだ。さすが僕のことをよく見ているだけのことはある。

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説明されててもよくわからないのがフランス料理。

スプーン、フォークがずらりと並ぶが、使うか使わないかがわからない。

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お箸でつまんで終わりの量がお皿の真ん中に置かれて

さもお上品な演出をしている。

→テーブルに置かれた瞬間になくなる。

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パスタもオシャレに見える。

おいしいか、おいしくないかはもはや僕にはわからない。

たぶん雑草が出てきても「お、フランス料理だからおいしいな。」で食べてしまいそうだ。

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このお店の仕組みがどうかはわからないが、

「こちら魚のブリを焼いてうんたらかんたしたものございます」みたいな説明を入れてくる、

魚のブリくらい見りゃわかんだろ!ぐらいの日本語で案内してくるので、「そうですか」としか言いようがない。

やはり身なりから値踏みされているのか。

彼女さんはもう何も耳には入ってこないようだった。

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ささいな話をしたり、出てくる料理の話をしたり、楽しかった。

なによりも私より10歳以上離れた娘がこんな場所を僕のために用意してくれたのだ。

背伸びしすぎだろ!?って心底思ってる。

これは背伸びしすぎだ。

手取りで20万もないような僕と、それよりさらに少ない彼女さんなのだから、相当無理しないとこんな場所でこんな料理は頼めないだろう。

なんだか申し訳ない気持ちでいっぱいになった。(´;ω;`)ウゥゥ感動やで。

ちょっと彼女さんを見直した。

 

 

誕生日のケーキ

料理も最後になった。

デザートが出てきた。

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と、思ったらケーキも出てきた。

ちゃんと僕の名前の入っているやつだ。

僕は泣きそうだよ。

ウウ(´;ω;`)ウゥゥ

彼女さんお手紙も用意してくれていて、本当になんなのこの人!

となりました。超いい女じゃん!!超いいい女じゃん!!

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うれしいです。

本当にうれしいです。 

緊張しながら二人で記念写真を撮ってもらいました。

時間はあっという間に過ぎていきました。

 

 

帰り道で

二人で一緒に夜道を帰る。

なんだかほんわかした気持ちだった。

まるで夢のようというか、なんだかすごいいい気持ちだった。

 

すると、黙っていた彼女が口を開いた。

「ゴメン」

 

急に謝りだした彼女に僕は「???」となった。

これだけのことをしていただいたので僕は頭が上がらないくらいだ。

 

 

「おいしくなかったよね?」

え??どういうこと??

 

「メインディッシュのブリはまだよかったけど、あとはあんまりだったよね!?」

 

「パンも固かったし、2つあったらひとつは普通柔らかいパンを用意するよね?なんで両方固いパンやねん。」

 

「パスタも全然トマトの素材を生かしてなかったし、どこのトマト入ってんのって感じ」

 

ちょまっ!ちょっとまって、え?どういうこと!?

この人さっきの最上階で食べたフランス料理のフルコースのことめっちゃ言ってる???

 

 

 

 

 

 

「デザートも彩り悪いよね。普通果物とか入れて仕上げるよね?なんか安っぽくなかった?ごめんね。」

「ケーキもネットで見たのと違うし、ホントにゴメン。」

え?え?何この人?こんな人なの?ヤバイヤバイ?

やばいっていうかもはやスゴイ

 

「あのウェイターの接客態度はなに??全然値段に見合ってなくない?」

「若干上から言ってたよね!?ねっ!?」

ウーロン茶1杯で1000円!?中国の一番摘みの茶葉でも入ってんかな?まじありえへんかったな。」

いや、それは僕も思ってたけどそれ今いう??!!いやマジかお前!

 

 

「36歳になるから、35階以上・・35階オーバーみたいな感じにしたかってん。」

いや、その気持ちは本当にうれしい限りですけどー!!どうなってんの?別人か?

 

 

「ほんま、場所ばっかりで値段相当じゃなかったな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おわり(ガタガタガタガタガタガタガタガタ震え声

一番値踏みしてたのはこの人なのね((´;ω;`)ウゥゥ

女って怖い