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【仕事に疲れたら】ムヒカ大統領の演説を見てみてはどうだろう?

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少し前のことなんですが、私は新車を購入しました。

でも、私は全然うれしくなくて、今まで貯めた貯金が一気になくなってしまった。

一生懸命に働いていても、車を買うために仕事してるんじゃないのに・・・・

そう思った。そんなに仕事していなければ車を買い替えるほど消費しなかったでしょう。

 

僕はなんのために働いているのかなぁー?

車を買うために働いているんじゃねぇー!!

 

と、感じているときに

 

「世界一貧しい大統領 ホセ・ムヒカ大統領の演説」

「サンデージャポンの今の日本について」

がフェイスブックに回ってきたのでみた。

 

 

ムヒカ大統領について

「大統領は大衆と同じ生活であるべきだ」と

中古のドイツ車を乗り回し

給料の9割は慈善事業に使用し

質素な田舎暮らしをするところから

「世界一貧しい大統領」と呼ばれている。(誰がいいはじめたのだ??)

 

※愛称はエル・ペペで、ムヒカは給与の大部分を財団に寄付し、月1000ドル強(18万くらいかな?)で生活しておりその質素な暮らしから「世界で最も貧しい大統領」としても知られている[1]

 

2009年11月にウルグアイ大統領選挙に当選し、2010年3月1日より2015年2月末までウルグアイの第40代大統領を務めた。バスク系ウルグアイ人

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ムヒカ大統領が有名になったのはリオ会議での発言だった。

ブラジルで開催されたリオ会議(Rio+20)では、ムヒカは経済の拡大を目指すことの問題点を明確に演説した[6]。この時のスピーチが話題を集め、ノーベル平和賞の候補にもなった。また、スピーチを子供向けに紹介した絵本「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ」(汐文社)が、日本でも出版された[7]

※リオ会議とは

6月にブラジルリオデジャネイロで開かれる国際会議。約120カ国の首脳が出席、NGOや企業を含め5万人の参加を見込む。地球サミット後の20年を検証、持続可能な開発や貧困撲滅に向けた新目標合意を目指す。

各国の首相が環境問題や発展について語る中、ムカヒ大統領は

「発展することが幸せなのか?」

「これは環境問題じゃない!政治問題だ!」とマイクを取る。

※以下演説抜粋

頭の中にある厳しい疑問を声に出させてください。午後からずっと話されていたことは持続可能な発展と世界の貧困をなくすことでした。私たちの本音は何なのでしょうか?現在の裕福な国々の発展と消費モデルを真似することでしょうか?

 

質問をさせてください:ドイツ人が一世帯で持つ車と同じ数の車をインド人が持てばこの惑星はどうなるのでしょうか。

息するための酸素がどれくらい残るのでしょうか。同じ質問を別の言い方ですると、西洋の富裕社会が持つ同じ傲慢な消費を世界の70億~80億人の人ができるほどの原料がこの地球にあるのでしょうか?可能ですか?それとも別の議論をしなければならないのでしょうか?

なぜ私たちはこのような社会を作ってしまったのですか?

 

このような残酷な競争で成り立つ消費主義社会で「みんなの世界を良くしていこう」というような共存共栄な議論はできるのでしょうか?どこまでが仲間でどこからがライバルなのですか?

 

ハイパー消費が世界を壊しているのにも関わらず、高価な商品やライフスタイルのために人生を放り出しているのです。消費が社会のモーターの世界では私たちは消費をひたすら早く多くしなくてはなりません。消費が止まれば経済が麻痺し、経済が麻痺すれば不況のお化けがみんなの前に現れるのです。

このハイパー消費を続けるためには商品の寿命を縮め、できるだけ多く売らなければなりません。ということは、10万時間持つ電球を作れるのに、1000時間しか持たない電球しか売ってはいけない社会にいるのです!そんな長く持つ電球はマーケットに良くないので作ってはいけないのです。人がもっと働くため、もっと売るために「使い捨ての社会」を続けなければならないのです。悪循環の中にいるのにお気づきでしょうか。これはまぎれも無く政治問題ですし、この問題を別の解決の道に私たち首脳は世界を導かなければなりません。

消費社会になっているのはみんな気づいていたとは思う。

消費期限のないものでも、消費期限や賞味期限を操作して「早めに破棄」してもらうようにしなければ、なぜなら次の商品が売れないからだ。

最近のメディアでは「消費期限切れの商品を出していた」とピックアップされているが、実際の消費期限、賞味期限が「正しい」のかどうなのかに疑問は抱かないことに違和感を感じる。

問題なく食べれる商品を破棄するのはもったいないが、「みんなで決めたやん。賞味期限とか、消費期限すぎたら捨てるってみんな決めたやん。ルール守れよ!」とスーパーバッシングをしている感じしてならない。

そして自分にこんな質問を投げかけます:これが人類の運命なのか?私の言っていることはとてもシンプルなものですよ:発展は幸福を阻害するものであってはいけないのです。発展は人類に幸福をもたらすものでなくてはなりません。愛情や人間関係、子どもを育てること、友達を持つこと、そして必要最低限のものを持つこと。これらをもたらすべきなのです。

幸福が私たちのもっとも大切なものだからです。環境のために戦うのであれば、人類の幸福こそが環境の一番大切な要素であるということを覚えておかなくてはなりません。

ありがとうございました。

今の暮らしが幸せなのか?と考えさせられる演説でした。

そんなムカヒ大統領ですが、ネクタイを常にしていません。ネクタイが異常なまでにキライだったらしいです。

なぜキライなのか?

ネクタイをしない大統領を見て当初は

「正装なんだからネクタイぐらいするのが常識ってもんじゃないのかなぁ~。」

なんて私は思った。キッチリとした会議や表彰式はネクタイぐらいするもんだからだ。

 

 

彼の口からこんな発言があった。

「我々もイギリス紳士のような服装をしなければならない。

それが世界中に強制されたものだからです。

日本人ですら信用を得るために、着物を放棄しなければならなかった

みんながネクタイを締めて変装しなければならなくなった。」

ネクタイを締めるっていうのは欧米の価値観一色に塗りつぶされた世界の象徴ではないでしょうか?~ナレ~ション~

 

アイタタタタタタ・・・・・・

当たり前がなぜ当たり前になっているのか?なんでそれが当たり前だと思ってしまうのか???確かに昔から西洋人のマネをしているとは言われたけど、根本部分まで忘れてしまっているような気がしたわwそれは「みんながそうだから」「上司も部下もみんなそれが当たり前にしているから」

まぁー怖い。当たり前にしている。

だから、それが当たり前。アタリ前って怖い!!

 

Mr.サンデーよりムカヒ大統領特集をしていた。

「日本が好きだ!」というところから、大統領へのインタビューができたらしい!!

インタビューを抜粋!!

 

ムカヒ前大統領

私はみんな豊かさというものを勘違いしていると思うんだよ。

大統領というのは多数派が選ぶものだから

多数の人と同じ生活をしなければいけないんだ

国民の生活レベルが上がれば自分もちょっと上がる

少数派じゃいけないんだ

日本人は魂を失った

今の日本人は賛成じゃないかもしれないけどね

多くものを持たなかった日本人

「足るを知る」を美徳とした文化

ディレクター

「今の日本についてどうお考えでしょうか?」

産業社会に振り回されていると思うよ

すごい進歩を遂げた国だとは思う

だけど本当に日本人が幸せかは疑問なんだ

西洋の悪いところをマネして

日本の性質を忘れてしまったんだと思う

日本文化の根源をね

幸せとは物を買うことと勘違いしているからだよ

幸せは

人間のように命あるものからしかもらえないんだ

物は幸せにしてくれない

幸せにしてくれるのは生き物なんだ

私はシンプルなんだよ

無駄使いしたりいろんなものを買い込むのは好きじゃないんだ

その方が時間が残ると思うから

もっと自由だからだよ

なぜ自由か・・・?

あまり消費しないことで

大量に購入した物の支払いに追われ

必死に仕事をする必要がないからさ

根本的な問題は君が何かを買うとき

お金で買っているわけではないということさ

そのお金を得るために使った「時間」で買っているんだよ

請求書やクレジットローンなどを支払うために働く必要があるのなら

それは自由ではないんだ

ディレクター

「その世界は実現可能だと思いますか?」

とても難しいね

君が日本を変えることはできない

でも自分の考え方を変えることはできるんだよ

世の中に惑わされずに自分をコントロールすることはできる

分かってくれるかな?

君のように若い人は

恋するための時間が必要なんだ

子供ができたら

子供と過ごす時間が必要だし

友達といたら

友達と過ごす時間が必要なんだ

働いて働いて働いて

職場との宇伏を続けていたら

いつの間にか老人になって

唯一できたことは請求書を払うこと

若さを奪われてはいけないよ

ちょっとづつ使いなさい

そう、まるで素晴らしいものを味わうように・・・

生きることにまっしぐらに

 

ふぁー!!( ゚Д゚)ファァァー!!!

仕事するのが当たり前。忙しいのが当たりまえ。

請求書に追われる、支払いに追われる。お金を稼ぐのが当たりまえ。

自由につける時間がないのが当たりまえ。

週に2回ぐらい12時間以上働くのがあたりまえ。

・・・・・・これが私の今の現実なんだろうと思う。

お金は時間かぁー!!!

確かにそうだよ。このお金はさぁーすんごい時間がかかったものなんだよね。

なんのために時間を使っているのかなぁーわたしゃー。

そうそう、確かそう思って仕事はほどほどにしちゃって、私は旅に出始めたんだわw

 

 

人生は短い。

短い時間の中で、大量に使った時間で手に入れたそのお金にどれだけの「価値」があるのでしょうか?

 

 

車を買うために私は仕事をしているワケではないのだ!!

短い人生の中で恋するために私は働いている

 

 

ユーチューブで演説が見れるので是非見てほしいと思う。

月並みな感想しか言えませんが、感慨深い。なんのためにボクたちは生きてるんだ?

なんか社会に騙されてるんじゃないか?と思ったりする。

1011Mr サンデー拡大スペシャル世界一貧しい大統領 - YouTube

Mr サンデー世界で一番貧乏なムヒカ大統領の伝説スピーチ - YouTube

 

あまりの人気で本も出したらしい

 

世界でもっとも貧しい大統領 ホセ・ムヒカの言葉

世界でもっとも貧しい大統領 ホセ・ムヒカの言葉

 
世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ

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ホセ・ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領 (角川文庫)

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  • 作者: アンドレス・ダンサ,エルネスト・トゥルボヴィッツ,大橋美帆
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