ずっと実家で暮らしていた。
母の愚痴を聞き、姉の愚痴を聞き、炊事洗濯をしていた。
私は仕事もちゃんとしている。
父は寡黙だけど、とてもまじめな人間だと思う。
そんな女性陣にもやさしい。いくら理不尽なことで怒られても
いいわけせず「私が悪かった」そう言って炊事洗濯をしたりしている。
私はそんな父が好きだ。
父はマジメだ。大人だ。やさしい。
そんな父がある日倒れた。
救急車を呼んで病院へ急いだ。
脳に血栓が詰まって危なく生死を渡った。
すごく怖かったけど、父は一命をとりとめた。
よかったよかった・・・・
私たち一家は喜んだ。
もう一人そこに知らない人がいた。
父は韓国人と不倫していた。
い、一命はとりとめたから・・・・
次の話に続く