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【過呼吸の対処方法】過呼吸の人に出会ったらどうすればいいのか!?

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「大変です。」
 
「S子さんが過呼吸になっている。」
 
「どうすればいいですか?」
  
そんな突発的な声は深夜1時頃に訪れた。
見にいくと私の後輩が地べたに疼くなっており 
異常な呼吸をくりかえしていた。
営業が終わってからトレーニングをしていた女性二人の内の一人がロッカー室内で【過呼吸】に陥っている。

過呼吸とは2種類ある!?

過呼吸(かこきゅう、: Hyperpnea)とは、必要以上の換気活動をおこなうこと。

その結果として動脈血中の酸素分圧が上昇、炭酸ガス分圧が低下し1回換気量が増大する。初期状態は低酸素症と似ており、程度が強くなると手足や唇の痺れ呼吸困難、頭のふらつき、息苦しさ、眠気、激しい耳鳴りや悪寒をきたす。

発症するケースとしては、陸上競技長距離走マラソン駅伝)・水泳サッカーバスケットボールなどの呼吸を多く必要とする運動の後が挙げられ、精神的な要因による過換気症候群とは異なる。

  
今の目の前に転がっている女性はどちらかというと運動オンチで低酸素な状況になるとは考えにくい。バスケットボールをする人にかなり多いらしい。
 
↓こちらの過呼吸だろう。
過換気症候群(かかんきしょうこうぐん、Hyper Ventilation Syndrome)とは、精神的な不安によって過呼吸になり、その結果、手足や唇の痺れや動悸目眩等の症状が引き起こされる心身症の一つである。このとき血液がアルカリ性に傾き、呼吸性アルカローシスとなっている。過呼吸症候群(かこきゅうしょうこうぐん)とも称されるが、一般に「過呼吸」と称されるものとの違いは原因が「精神的な不安」にあることであり、過呼吸症候群は呼吸を多く必要とする運動の後に起こるという点が異なるが、発症後の症状はほぼ同じである。
 
精神的?な悩みをよく聞いていた。
人間関係とか家庭の事情とか・・・いろんなストレスがたまっていたのだろう。
 

過呼吸の症状

以下の通り。

 

症状

過換気症候群によって引き起こされる症状には以下のようなものがある。

  • 息苦しさ
  • 呼吸が速くなる(呼吸を深くすると胸部に圧迫を感じる)
  • 胸部の圧迫感や痛み
  • 動悸
  • 目眩
  • 手足や唇の痺れ(テタニー痙攣)
  • がボーとする
  • の恐怖を感じる
  • (まれに)失神

直接的にこの症状が起因して死ぬ事はない。しかし心臓発作などを誘発し死に至るケースもある。 他の病気で発熱し、息が荒くなっただけで発症するケースもある。

発症しやすい人

  • 几帳面、神経質な人
  • 心配症であり、考え込んでしまう人
  • 10~20代の若者
  • 自己犠牲の多い人
 死なないらしい。 
でもなんかこわい。目の前の女性は痙攣しているようにも見える。
 とても苦しそう。落ち着け落ち着け。私が慌ててどうすんだ。
 

対処法・・ウェキペディアには以下の通りだ。

 
 

対処法

呼吸の速さと深さを自分で意識的に調整すれば2~3分で自然に治まる。このことを利用し、万一発作が起きた場合は、介助者は何もせずに、大丈夫だ、安心しなさいと、患者を落ち着かせ、息を吐くことを患者に意識させ、ゆっくりと深呼吸をさせる(「吸う:吐く」が1:2になるくらいの割合で呼吸する。一呼吸に10秒くらいかけて、少しずつ息を吐く。また息を吐く前に1~2秒くらい息を止めるくらいがベター。胸や背中をゆっくり押して、呼吸をゆっくりするように促す。)などの呼吸管理によって、二酸化炭素を増やしながらも、酸素を取り込んで、窒息しないように呼吸管理をすることが、推奨されている。

かつては紙袋などに口・鼻をあて、吐いた空気を再度吸い込むという行為をくり返し、血中の二酸化炭素濃度を上げる方法(ペーパーバッグ法)がしばしば試みられた。この場合、酸素不足にならないよう、少し隙間を作っておくなどの配慮が必要でその加減が難しく、袋を用いる方法は有効性よりもむしろリスクの方が大きいという意見もある。誤った処置(袋をぴったりと口・鼻に当ててしまい、外気を遮断してしまうなど)により、発作時には、酸素が多すぎた状態から、一気にバランスが逆転し二酸化炭素が多くなり過ぎて、窒息死に至ったケースも報告されているという[1]

また頻呼吸や過剰呼吸が見られるのは過換気症候群だけではない。例えば肺水腫で呼吸が乱れているときにペーパーバック法を行なうと症状が悪化し、時に死をもたらすので、慎重な鑑別診断が必要である。

発症した場合周りの人もパニックとなり正しい措置をすることは極めて困難である。すみやかに医師の指示を仰ぐのが良い。躊躇わずに救急に通報すると、応急措置のやり方を指示してもらえるだろう。その後、患者の症状が落ち着くのをまってから医療機関に向かえばよい。

一般的に発作は数時間以内に自然寛解することが多いが、不安が強い場合は抗不安薬が投与される。パニック障害うつ病などが元疾患として存在する場合は、その治療も行われる。

 
そう。本人がゆっくり酸素を吸う、吐くを繰り返すことだ!!
 いろいろ調べた上で私は彼女に声をかけた!
 
 
「幸子くん!落ち着いて!呼吸を大きくするんだ!!」
 それ以外の声かけは
 
 「はい吸って~吐いて~。大丈夫よ~。落ち着いてぁ~。」
 回復の兆しは見えない。
 
 ペーパーバック法をやろうとしたけど、これ絶対無理。殺してしまいかねん。
絶対にやめた方がよさそうだ。
 
30分以上続いている。
 
「酸素ボンベ持ってきました」 
チッガァーウ!
 
 
 
 
 
 
 
 

私では無理だ!救急車を呼ぼう!

 もしかして・・・ということもあるかもしれない。
119だ!!
 
 
 
 
深夜の田舎にサイレンが響く。
救急車が到着し、彼女はタンカに乗せられて 
救急車に運び込まれた。
 
 
新入社員が最近店に入ったばかりなのだが、彼に店をまかせて私も一緒に救急車へ乗り込んだ。
 
 
「早く何とかしてほしい」苦しい人をみるのは辛いものだ。救急隊ならなんかそういう感じでパっ治してくれるだろう。
 
 
 
そんな期待を抱きつつ乗り込んだのだ。さぁどこにでも連れてってくれ!早くだ!!
 
 
 

救急車の中での救急隊の対処法

 救急隊の話聞く
 
彼女はまだ20歳未満だ
 
未成年に当たる
 
親への連絡が必要だそうで
そんなことより「早く病院に運んでよ」と思いながらも
 
ひいひい言う彼女に電話番号をきく
 
ひいひいしか言わない
 
 
当然だ
 
彼女は過呼吸真っ只中なのだ
 
かなりもう長い
 
Wikipediaで調べると過呼吸が長いと酸素が入りすぎてかなり具合が悪くなるらしい
 
もう彼女はそんな感じだ
 
痙攣しているようにも見える
 
救急隊隊へ携帯を渡した
 
携帯の中に自宅の電話番号があるとのこと
 
 
暗証番号は
 
 
ひいいひいい
 
ひいひいいうひいひいはつひいひい
 
とひいひいの言葉の中に数字を加える
 
 
救急隊とともに私は暗証番号の解読専念した
 
もう救急車に乗って20分はたっった
 
受け入れてくれる病院が見つからない
 
これがドラマやニュースで出てくる受け入れ拒否による事故につながる奴かと私感じていた。
 
あ、しまった
 
ゴメン聞いてなかった暗証番号もう一度お願いします
 
 
ひぃひぃ
 
ふむふむ1、、、8、、、、6、、、、4
 
1864だな
 
 
 
ぶっぶーーーーー
 
暗証番号がひらかない
 
なんで???
 
 
「ひいひいつづきあるう・・・・」
 
 
彼女は今にも死ぬんじゃないかなってぐらいの過呼吸のなか
 
まだ暗証番号先があることを告げる
 
 
ええ!なに?まだあるの?何桁なの?
の素直な救急隊のツッコみに私は吹き出すのを堪えたるため、彼女の足元の方へ首を向けた。彼女の靴下に穴が空いてことは秘密にしておこうと思いました。
 
 
8桁の入力ができ、
 
 彼女の自宅、両親へ救急隊員が連絡を入れ、病院が決まったら連絡を入れることを伝えている。
 
 
 
 
 
 その間にもなにか脈を測る装置をつけられたりしており、
 
 
救急隊からは
 
 
 
「S子さん大丈夫ですよ!ゆっくり大きな呼吸しましょうか?」
 
「はい大きくスッテェー、ハァーイテェー」
 
 
と、彼女に声かけを行うが、相変わらず彼女はエズくように「ひぃひぃ」いうてる
 
辛そうだ。
 
そんなことより私は彼女に触れながら大丈夫大丈夫と、心配そうな雰囲気をだしながらさする指が彼女の穴の開いた靴下の穴に入って穴を広げていた。
 
 
救急隊の対処法も声かける以外がないのか、ずっと声をかけている。
 
 
 
これ以上の対処はないのか!?救急隊のみなさぁーん!!!
 
 

病院に到着!対処法は?

 
苦しむ幸子さんを後目に、病院へ到着。
 
夜間にも関わらず、複数の看護婦と先生と思われる男性が
 
救急車を迎え、そのまま診察室?病室へ運びこまれた。
 
私は、扉の手前で待機を言われたので、扉の手前でどうしたものかなと、
 
様子をうかがう。扉は開いているので中は丸見えだ。
 
 
すると3名の看護婦が声をかけている。
 
「幸子さん、ゆっくり空気吸おうかー?早くするとしんどいよねぇー」
 
「はい、吸ってー、穿いてー、ゆっくりよー」
 
「呼吸はやくなるとしんどいよー。ハイ、スーハー」 
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・他になにかないのか・・・。
 
 
ほ、ほかに・・・ないのか・・・・?
 
 
なんかこう注射を打つとか・・・・
 
 
 
一発で治るとか・・・・・・・・・
 
 
 
 
 
 
・・・・・・・・・・・
 
 
 
 
・・・・・・・・・・
 
 
 
 
 
 
・・・・・・・・・・・・・・
 
 
 ほ、ほかにないのか・・・・。
 
 
 
 
 
しばらくして、点滴と、親御様(母様と妹)が病室に来られ・・
 
 
母「ちょっと、ゆっくり呼吸しなよー
 
と、彼女の頭をバシッと叩いていた
 
妹「めっちゃウケル。しんどそうや。」
 
 
 
 
 
 
しばらくして
 
 
彼女の過呼吸は止まった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
軽く親御様へあいさつし、私は店にもどろうと病院をひとりででた。
 
 
 
 今はもう深夜の2時30分だ・・・・
 
 
 
タクシーに乗る前に・・・私は夜空を見上げた。。。。。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今日の出来事を頭で整理する。
 過呼吸に対してできること
 
ゆっくり吸って吐いてするように言う
 
という結果だった。
 
よくよく考えると
 
オカンが娘を叩いて治した
 
とも言えるな・・・。
   
 
 
さみしい風が僕の心に吹き荒れた。
 
過呼吸ってなんなんだよぉぉぉー!(叫び)