夜から僕の彼女さん。
めまいで動けなくなってしまった。
・気分が悪い
・目の前がグルグル回っている
・回復しそうにない
・吐きそう
・動けない、立てない
という事態になってしまった。
時刻は22時。
深夜でも受け入れてくれる病院へ行った。。
病院では次のようなチェックを受ける
グルグル回るのか、チカチカするのか、眼球は右左動いても大丈夫か、上下に動いても大丈夫なのか?
などチェックされる。
過呼吸に続いてめまいとは・・・・困った。
そもそも「めまい」ってなんなんだい?
彼女さんが眩暈で心配な件
- そもそも眩暈とはどういう状態なのか?
- めまいのチェックを受ける
- 基本的には4つの眩暈
- ①めまいを伴う突発性難聴
- ②メニエール病
- ③良性発作性頭位めまい症
- ④前庭神経炎
- 結局わからないのでMRI検査をすることに。
- 今度は精神科へ。
- もう一回耳鼻科へ
- まとめ
そもそも眩暈とはどういう状態なのか?
私たちの体の平衡をつかさどるのは、体の動きをとらえる三半規管、加速度や重力をとらえる耳石器、これらがとらえた情報を脳幹へ伝える前庭神経、情報を受け取る脳幹、さらに脳幹から情報を受け取る視床、大脳皮質といった器官です。
脳は、三半規管や耳石器からの情報と目からの視覚情報、手足や首などの関節や筋肉からの知覚情報を受けて自身の姿勢を認識しています。通常であればこれらの情報に誤差はないのですが、三半規管や耳石器が障害されると、実際の動きや姿勢とは異なる情報が脳に伝わります。そのため、視覚や筋肉などの体の感覚と一致せず、めまいが起こります。
このように三半規管や耳石器が障害されるとめまいが起こりますが、これらがとらえた情報を伝える前庭神経や、受け取る脳側の器官が障害されてもめまいが起こります。
ヘルスケア大学
http://www.skincare-univ.com/article/012031/
結局深夜だったためということと、特に原因がわからなかったため、点滴を打って終了。途中過呼吸になったりともうなんか大変だった。(僕の気持ちは)
どこが悪いのかわからない。
気分が悪い、吐き気がする。頭がグラグラする。
とても辛いみたい。
めまいのチェックを受ける
彼女さんと一緒にいろんな病院にいったけど検査のはじまりはだいたい一緒。
めまいがある。(一つでもチェックあれば次へ)
🔳ろれつが回らない
🔳発音がうまくできない
🔳うまく歩けない
🔳麻痺やしびれがある
🔳ものが二重に見える
🔳細かい作業ができない
チェックあり→脳の障害の可能性あり(中枢性のめまい)
チェックなしはこちら
耳に違和感がある症状がある
🔳聞こえにくい
🔳耳鳴りがする
🔳耳が詰まった感じがする
一つでもチェックあり↓
①一回でも症状が出た→めまいを伴う突発性難聴
②症状が繰り返す→メニエール病
チェックなしはこちら
今度は目の動きをチェックする。
ボールペンなど先端をまずよく見る。
🔳これを左右に動かして目の動きを確認
🔳上下に動かして目の動きを確認
目の動きを確認した結果
③目の動きか旋回する→良性発作性頭位めまい症
④目の動きが一定→前庭神経炎
基本的には4つの眩暈
簡単なチェックだけどどこの病院でも行うものなので重要なのだろう。
眩暈って簡単なものではないのだ。複雑なのだ。
①めまいを伴う突発性難聴
原因:大音量で音楽を聞いたり、長時間の大音量で耳の内側が傷ついてしまう。
症状:ウェキペディア
症状は軽〜重度の難聴が主症状であり、ほとんどの患者で耳鳴りも伴う。それに加えて耳閉感を伴うことも多い。約半数の患者で強いめまいを伴うがめまいは反復することはない。難聴であるにも関わらず一定の音量を超えた音が健常耳に比べ「異常に響き」耳への刺激感・苦痛になる補充現象(リクルートメント現象)を呈することもある。ほとんどの場合片側のみに発症するが、稀に両側性となる場合もある
治療:ウェキペディア
適切な早期治療と安静が極めて重要である。重度であれば入院での加療が望ましいとされ、治療方法は前述の仮説を想定したものが中心となる。一般的には発症から1週間以内に治療されれば治療成績は比較的良好であるが、それ以降は治療成績は落ち、2週間を過ぎると治癒の確率は大幅に低下する
治療方法はステロイド剤の投与(パルス療法という、最初に多量を服用し、少しずつ薬を減らしていき、治療が終わるまでこれを繰り返す用法を使う。ほとんどの施設で第一選択になっている)、あるいは血流改善剤(アデホスコーワ等)、代謝促進剤(メチコバール等)、高気圧酸素療法、星状神経節ブロック注射等である。難聴が極めて高度な場合、聴力が一ヶ月以内に回復しない場合、初期にめまいを伴うものは聴力予後が悪いといわれている
異変を感じたら早期に病院へ行くべきなのだな。
②メニエール病
原因:いろいろあるけどストレスが大半を占めるらしい。
症状:ウェペディア
発作時主症状
以上の4症状が同時に起き、症状が一旦治まってもその一連の症状を数日から数ヶ月の間隔で繰り返す[注 1][注 2][1]。
発作時付随症状
典型的なメニエール病の発作では「視界がはっきりグルグル回る強い回転性めまい」と「聞こえ」の主症状に加え強い吐き気・嘔吐を伴う。目がグルグル回る為に立つことも出来ず就床するのみで、頭を動かすと症状がさらに強くなるために自発的には頭を動かすことが困難になる。当然、歩くことも出来ず、トイレにも這って行くほどであるが便座にまともに座ることもできないため排尿も困難なほどである[6]。めまい発作は数十分から数時間、時には半日以上続く。(数十秒程度のめまいはメニエールのものではない)回転性のめまいが治まった後も浮動性めまいや聞こえの症状がさらに続くこともある[6]。内耳疾患であり脳には異常は無い為、目はグルグル回り外から見てもあきらかな眼振が見られるが患者の意識ははっきりしているのが特徴である。めまい発作中は吐き気が続き、顔面が蒼白になり、気温が異常に暑く感じたり寒く感じたりする[2]。
初期には上記の症状であるが、めまい発作を繰り返すうちにめまい発作時以外にも耳鳴りや難聴・聴覚補充現象が起きるようになり、さらに進行するとめまい発作時以外にも耳鳴り・難聴や聴覚補充現象および平衡機能の乱れが常態化するようになる[6]。
治療:ウェキペディア
病気が完成してしまうと難治であり、早期の治療が重要である[2]。
- 基本的には薬による加療が行われる。
- 難治・重症例には内リンパ嚢開放術や前庭神経切断術などの手術が行われる事がある[1][17]。
- めまいを軽減するために経鼓膜的に鼓室内へゲンタマイシン(ゲンタシン)などの抗生物質を注入し、平衡感覚をつかさどる前庭細胞の変性をはかる局所治療もある[1][16]。
- 欧米においては減塩治療は一般的である[18]。
- 継続して行われる有酸素運動も有効との報告がある[19]。
- 現在、日本においては健康保険適用ではないが、中耳加圧療法が一部の難治例に有効であるとする報告がある[20][21]。
- 鼓膜ドレーンチューブ留置術[22]や免疫抑制剤なども一部には有効との報告がある。
③良性発作性頭位めまい症
原因:よくわからないけど耳石というのが耳の中で動いてしまい、めまいが生じる。
症状:ウェキペディア
回転性めまいのうち「頭を動かしたときのみ起きる」「じっとしていると30秒以 内で止まる」「何度も頭を動かしていると軽くなっていく」等の症状があれば、まずこれを疑う。
ぐるぐるするめまいがコレらしい。
治療:ウェキペディア
半規管内の浮遊物を卵形嚢に戻す浮遊耳石置換法(エプリー法)が有効な治療法である。また、めまいが起こる頭位を取れば改善していくので、安静は避ける。
④前庭神経炎
原因:ウェキペディアより
前庭神経の炎症が原因である。
病因は未詳であるが、ウイルス感染説、血管障害説あるいは脱髄性病態説がある[1]。
めまいの発現に先行して7~10日前後に上気道感染症あるいは感冒に罹患していることが多いため、ウイルスによる炎症説が有力とも考えられている[1]。
症状:ウェキペディアより
めまいは突発的に発症し、強い回転性めまい感が数時間から数日続く。その時、蝸牛症状(耳鳴、難聴、耳閉感、等)を伴わないのが特徴である(メニエール病との鑑別点)[1]。
回転性めまいが治まったのちも、ふらつき感が数週から数カ月間残存することがある
治療:ウェキペディアより
抗めまい薬などの対症療法と安静である。
こちらの薬剤も使用してみたけど、あまり変わらなかった。
安静が重要なのだろうか???
結局わからないのでMRI検査をすることに。
検査ではわからなかった。なので詳しい検査に。
脳に問題があるのではないかという医師からの忠告により、脳外科にいったほうがいいのでは?とのこと。
だけど次の日は日曜日で脳外科は休み、僕は仕事だった。心配だけど彼女さんは休みだったので1日家で様子を見てもらった。
→全然よくならなくて1日何も食べれなかったらしい
月曜日は彼女さん仕事も休んでいただいて、すぐに脳外科のある病院へ。
もう朝から彼女さんめまいがひどくて動けない。
病院についくとストレッチャーで運ばれてた。
最初にいった病院と同じようにめまいの感覚の質問と、眼球の動きを確認してた。
先生も見てみないとわからないので、MRIへ。
僕は2時間くらい待ってた。食事もできいないのでその分点滴をもらってたみたい。
今日の朝ごはんは点滴ってことになる。
結果は異常なし。
まずは一安心だった。
ごはんが食べれないが続くといけないので入院
を勧めらたけど、断った。
ちなみにMRIの金額は6800円かかって診察料の合計は9800円ほどかかった。
(※薬代は別)
昨日、一昨日に比べるとだいぶマシにはなってるみたいな彼女さん。
この人仕事嫌嫌病ではないかと疑ってるんだけど、どうなんだろうか。
帰ってからはそうめんとかソバとか食べれた。
炊事、洗濯、家のことは全部僕がやるけど、心配だ。
次の日も彼女さんの仕事は休んでもらった。
朝から今度は耳鼻科へ診察してもらう。聴力の検査など行うけど、そんなにも異常はないみたい。でも三半規管が疲れているのでは?みたいなことを言ってた。
血液の流れをよくする薬をもらったみたい。
今度は精神科へ。
じゃあストレスなのではないかと精神科への診察へ行った。
精神的な疲労は仕事場で感じているそうで、いつも腹痛や吐き気を感じている。
これはやはり仕事から来ているのでないだろうか??
精神的なストレスからめまいの症状が出ることもあるらしい。
いやいや病ってやつなのか?
自分では知らないわからないことでカラダの中でなにかが起こっているのかもしれない。心配だ。ストレス社会なのだからな。
自律神経の薬をもらったんだけど
飲むと吐き気や倦怠感がひどくとてもじゃないけど飲めなかったらしい。
もう一回耳鼻科へ
三半規管をもう一度検査したり左右の間隔だったり、めまいを詳しくみるんだけど・・・・
結局わからなかった。でもかなり楽になってきたみたい。
薬が効いたのか、時間の経過は気持ちの問題で楽になるのか、動けなくなるみたいなめまいはなくなったみたい。
まとめ
様々な原因があって、まだまだ解明できていない人体のメカニズムがあるようで、今回耳鼻科、内科、脳外科、精神科といろいろと回ったんだけど医者によって見解が違うかった。でも検査は一緒。
上記にある4つの眩暈のどれに当てはまるのか、当てはまらないのか、当てはまらないのなら他の原因ではないだろうか?
それが脳なのか三半規管なのか、ストレス的なものなのか・・・?
そして本人もわからない。この感覚がグルグルするのかグラグラしているのか、聞こえるのか聞こえにくいのか・・・?
結局わからなかった。
血液をサラサラにする薬で楽になったという判断なのか、気持ちの問題だったのか・・??
でも、3日間ほど休みをもらって安静にしていると彼女さんは元気になりました。
そのあとはめまいもたまにあるけどひどくないみたい。
やっぱり安静は重要なのかもですね。ストレスだってすごく影響があると思う。
心の負担が表面に現れたのかもしれません。
めまいはカラダの異常信号なので病院一度行ってみましょう。
また、こちらに載っているチェックリストで見てみてはいかがだろうか?
おわり(疲れた