どうも皆さんこんにちは、腐ったみかんは俺がお前か?の腐ったみかんです。
私はこう見えても子供が大の苦手、もしくは大の嫌いです。(自他ともに認める)
そんな私が子供たちと3泊4日のキャンプ?に行くことになりました。
思い出しただけでもぞっとする夏の暑い日、子供たちと私との死闘を繰り広げた結果、子供たちの傾向やその背景が見えてきたような気がしますので報告いたします。
※この記事はあくまで個人的な見解です。すべてがそうではありませんし、本当のところはわかりません。6歳~12歳を4日間一緒に生活を共にした結果となります。
以前このような記事を書きました。
私がね、言いたいことはね。みんなの子供好きっていうのはね、基本的に単体なんですよ。それがね集団になったら絶対そんなことないよ?ということも言いたいワケ。
そんなカワイイ存在じゃないんだよ。って。ホントに。マジで。
どんな3泊4日だったのか?
キッズバスツアーです。専門のスタッフと引率のスタッフ、20名で100名ほどの子供たちを見ます。1班9~12名ほどで10班あります。あゆのつかみ取りとか、川遊びとかキャンプファイアーとかして3泊4日を過ごします。
親の同伴はありません。私は引率スタッフとしてボランティア参加しています。
ええ。ガチでやばかったよ。ホントに。マジで。
子供苦手だった私はもっと苦手なったよね。
子供たちを見て思ったこと
たくさんの子供たちを見て習性や傾向が子供事にあります。
それはまるでルールのようなもので、それにそって考えて動いているかのような感じです。10歳くらいまでなるとかなりそのルールには縛られていなくて、右往左往できるようなのですが、それ未満の年齢は「自分のルール」が曲げられなくて、納得できない、理解できない。というような感じでした。
子供たちにはそれぞれにルールがあります
それは家庭環境が大きく作用しているようで、私の思ってるルール、社会のルールとは全く違うものだったりします。一般常識とも違います。
いうなれば子供常識です。
例えば整列の時に順番に並ぶ
と言うような場合、①早いもの順に並ぶ②荷物をおけばその場所が自分の場所になる③背の高い順と考えたり、様々・・・・・。
別にルールを決めて・・・・というのもある程度可能なのですが・・・・
低学年になると自分ルールが優先されます。
常に1番後ろじゃないと嫌だったり
常に手をつながないと嫌だったり
このルールを破ってしまうと泣きます。
なぜなら本人がそれが正しいと思ってやっているからです。
何度説明してもそのルールは取りません。
子供同士のルールがぶつかると喧嘩になります。これが子供の中で起きます。
めちゃくちゃあちこちで様々なケンカというかいざこざが起きました。(´;ω;`)ウゥゥ
子供たちの行動には意味があります
例えばみんなで追いかけっこをする場合、そのルールに従って追いかけっこをする子供もいれば全く関心を示さない子供もいてます。
この子供放って置くと完全にいじけてずっと維持し途中で「一緒にやろう」と言ってもやりません。
なぜなら彼は今、石で蟻んこを潰すことに一生懸命だからです。
この子にとっては石で蟻を潰すことが最も重要なことで、それを見て楽しんでいるワケです。「石で蟻をつぶして遊んでるのでいいよ(小1)」とのことです。
木に向かってパンチをしてい子供もいます。こぶしを鍛えるのに一生懸命なのです。
「今はこぶしを鍛えているのでやらない(小3)」とのことです。
このように考えてはいけません感じるのです
ちょっとよくわからなくなってきた。
仲直りシステムがある
何とか全員で追いかけっこをすることもできましたが、それでもすぐに喧嘩になったり怒ったり泣いたり・・・・ただ本当に子供たちは素直で、喧嘩になっても二人の話を聞いて「ごめんなさいしよう。これこれこういう理由だから謝らなくては仲良くできないよね?」と言うと「ごめんね」「いいよ」そう言って仲直りができます。
なに?そのシステム?
この点に至っては大人も見習うべきです。どんどん大人になっていくと、意固地になり自分が正しいと思わざるをえなくなり、それが「負けた」「恥ずかしい」といろんなことがあって何も謝れなくなってくるのが大人です。
しっかりと物事を理解しコンセンサスをとって仲良くしていきたいものですよね。
仲直り困難な場合もある
子供同士の自分ルールと自分ルールのぶつかり合い、やったやってないのぶつかり合い、これはゴールが見えません。
当の本人は両方ともが正しいと思っているからです。
何が正しくて何が正しいのか?
いくら追求しても本人が「やっていない」「やった」と言うことを認めない限りはむげに決めつけることもできません。
2人一緒に謝ることができればまだ良いのですが、もめる場合は永遠にもめます。
そして2人揃っていじけます。ときには泣きます。でも泣いてもらえると最後仲直りはしやすいです。最悪のパターンは親が出てきてこちら側に不備があるという答えの導き方がエグイです。マジ許さねぇ親!!
自慢大会マジでウゼェし面戸くぇ!
何かをするとなると必ず自慢する子供が出てきます。
「俺はこれをやったことがある」「俺はそれ以上のことができる」
そんな俺俺自慢大会に早変わり。
どうでもいい静かに座ってご飯を食べてくれればそれ外はどうでもいい。
自慢すると自慢を仕返しされます。
そうすると、おれもおれもおれもおれもおれもおれも喧嘩になります。
まじでやめて、なんで喧嘩にわざわざ持ってくるのか?
なぜ対決したがるのか?
よくよく考えると各家庭で子供が1番に持ってきている家庭が非常に多いことがわかります。
※子供のすることに対して肯定する家庭のこと。たぶんね。たぶんね。
じゃないとこんなワガママな子供にならんよね。
子供にとってみんなが自分のことを認めてもらえない環境になると、認められたい、ほめられたい、凄いって言われたいと、めちゃくちゃ自慢しになります。
そう思いました。
なにそれめんどくさい→男子に多い、女子はなんか陰険な内容だった
太っている子供の習性
たくさんの子供たちを見ていると、その傾向がわかってきます。
太っている子供の食事を見てみるとたくさん食べます。
なぜたくさん食べることになったのでしょうか?
上記にあった「おれすげぇー自慢」に起因すると考えられます。
それはたくさん食べると「大人が褒めてしまう」事が原因と思われます。
太ってる子の親も基本的には太ってます。マジでw
話を子供に聞くと「たくさん食べると褒められる」んだそうです。
たくさん食べる大きくなる。子供は褒められたいからたくさん食べる。
褒められる。たくさん食べる。褒められるんです。
そりゃたくさん食べますよね?
今回夕飯に出たカレーでもそうです。
引率するスタッフの何人かがたくさん食べる私の班の小学4年生を褒めてしまいました。
その時は私は何も思わなかったんですが、唯一彼にとって「たくさん食べる自慢」だったんです。
その後大変なことになりました。彼を4杯おかわりして食べました。
そしたらして「おかわりたくさん食べたよ」って自慢をするんです。
夜、寝る時間になった時、大部屋で全員分の布団を敷き詰めて寝るんですが、その時・・・・・僕が振り返るとその子は直立姿勢のままマーライオンのようにゲロを横に飛び出していました。
マーライオン。なぜこんなことになったんでしょうか。
そうなんです原因は夜ご飯のカレーを食べすぎたんです。これはやっぱり褒めることに問題があると思うんですよね。頑張るところを間違っている。
子供たちにはきっと得意分野があってそして純真に褒められたい。ただそれだけなのかもしれない。小学生は6年生でもその傾向は見て取れる。
この子供の場合は食べることが褒められる1番多い形だったのかもしれません。
みんなの前でたくさん食べる食べた自慢するその結果がマーライオンに至ることになったと思います。ほんとにごめん。その辺配慮できなくてほんとにごめん。
一人一人の長所、短所が思ってた子供像と違いすぎて複雑すぎる。
ホームシックにかかる子供たちがいます
「ホームシック」私たち大人の場合には結婚して家を出た!とかワーキングホリデーで海外に行った!「自宅が恋しいなぁ」そういうイメージでした。
子供たちのホームシックはそんなレベルではなくて、もうほんとに魔法にかかったかのような状態になります。
今まで元気にしてた時に急に「ああ・・ママが居ない、家に帰りたい・・・ここはいったいどこ・・・?うぇぇぇー(´;ω;`)ウゥゥ」
そのぐらい別人になったかのような状態に陥ります。
これにはめちゃくちゃびっくりしました。
ホームシックになった子供さんとは「しっかりとお話をしたり」「他のことに気を紛らわせる」と、また元に戻ります。
ただし周期があるのか一定時間は経ってしまうと「あれ?ここは自宅じゃない?あれ?父ちゃんがいない(´;ω;`)ウゥゥ母ちゃんがいない(´;ω;`)ウゥゥ会いたい・・。家のご飯が食べたい(´;ω;`)ウゥゥいつもの椅子に座りたい(´;ω;`)ウゥゥ」と言うような状態になります。
また、ホームシック状態の子供が出ると・・・他の子どもにも伝染する可能性が高いです。マジでやめて。
ここはさすがに私では対処ができなかったので専門のトレーナーと相談しながら気持ちを紛らわして事なきを得ました。本気でビビリました。普通の家庭では絶対にみたことない状態です。魔法です。別人級です。キアリーを唱えましょう。
子供たちは比較するのが大好きです
各ご家庭に子供がいる場合、子供のことを褒めることがすごくたくさんあります。
すると、子供は自分に自信を持ちます。
ただ子供たちは自分と同じような存在がいることを知りません。←ここ重要
各ご家庭の自慢の子供たちが一堂に集まると子供たち同士で自慢大会が始まります。
なぜなら自分が1番と子供は思っています。たくさん褒められます。だから自慢できます。僕は強い僕はこれができるでも相手も同じ条件の相手に出会ったことがないんです。
互いにどちらが優れているかを競うことになります。
これは意識的ではなく多分無意識になるのではないでしょうか?
最終的に喧嘩になることもあったりお互い勝手に落ち着いたりそのまま喧嘩別れしたり様々なことが起きます。同じ年代特に小学校1年生から3年生に多く見られ、それ以上の年代では全く見られませんでした。
子供のインパクトに残ること
子供たちにはいろんな経験をこのイベントでおこないました。
魚のあゆのつかみ取り、そしてキャンプファイヤーをしたり、みんなでカレーを食べたり、大縄跳びをしたり、たくさんいろんなことがありました。
最後に1番印象に残ったことや面白かったことこういうことを日記に書いてもらうんです。
さぞかし書くことがたくさんあるんだろうなと思うのですが・・・・・
みんなの日記を見ると「窓の隙間についた虫が気持ち悪かったと」か「お風呂にはこんな虫がおった」とか「むちゃくちゃゲロ吐いてる人がいた」とかそんなんばっかりです。
このことから推測するとインパクトに残る内容と言うのは衝撃的な内容が非常に多いようです。
あくまで推測です。ちなみに今回来た女性の班のグループではお風呂場にムカデが出たと言う内容を書いた子供が20人もいました。
もっといいことを書いてよ。
これ君たちの親見るからな。川でアユのつかみどりが楽しかったとか書いてマジでマジでww
まとめ
3泊4日とすごい長い時間僕は子供たちを見ていました。めっちゃクチャ可愛いですし表情も豊かです。それに子供って本当に自由で気持ちと行動があってます。
とてもいいなと思いました。だんだんと感情を押し殺して成長していくのが大人なのかなどうなのか子供たちを見ながら自問自答することになりました。
子供たちの行動にはすべて意味があってその時やらないと気が済みません。
そして子供たちの考え方や行動は全て家庭環境にあるというのも非常に感じました。
例えば整理整頓のできる子供、できない子供。※年齢に関係ないみたい。
出したものを片付けるのが当たり前にしている家庭だと子供はその通りちゃんとリュックに物を片付けます。でも普段からそういうことをしていない子供はやっぱり荷物は出したら出したまま自分のものかどうかも認識ができず用意されたものしか何もできないと言う子供もすごく多いです。
これはたくさんの子供を見ているともう明らかにわかります。
良い悪いと言うものでは無いとは思いますが、世の中にはあなたと同じ子供や同じ人間がいると言う事は教えていきたいですよね。
最後に僕は一緒になった子供たちに泣きながら(なんかね感動しちゃって)ほんとに良かったから「君たちの事は忘れないよありがとう楽しかったよ」そう伝えました。
子供たちは「は?」てなっていました。なんで?wあんなにいろいろあったじゃないか
1週間後同じ店で会いました。「〇〇君久しぶり!」声をかけました。
そしたらそしたらですよ・・・・・・・・・・・・
「え!なんで僕の名前知ってるの?」
ですって!
超子供マジで嫌い
おわり
↓↓↓赤ちゃんは別次元の存在と思っている。