腐ったみかんは俺かお前か?

どっちが腐っているのかな?そんなブログ。

【滝行に行ってきたけど聞きたいことある?】ちょっと待て!クソ坊主!かかってこい!コノヤロー!!

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2019年5月31日 大阪ほんわかテレビでノンスタ石田&稲ちゃんが来てましたよぉー!!気になる方はぜひともチェックしてね☆

大阪ほんわかテレビ|放送内容|読売テレビ

 

 

忘れもしない12月の一番寒いこの日。

息も白々と見える日。

朝の8時頃僕らはお寺にいた。

最高気温はこの日、5度だった。

 

なんで滝修行に?

滝行とはすなわち滝に打たれる修行のこと

密教修験道神道の修行方法の一つとして行われている。

 

・今年の様々な悪い気を来年に持ち越さないように、滝行ですべてを水にキレイに美しく流そうと思った。

 

・心を清めよう。気持ちを新しくしよう。今後も心機一転がんばろう。

 

そんな気持ちで僕らは申し込んだ。

 

1日10,000円だった。8時30分から17時までだ。

半日コースもあった。8時30分から12時30分くらいまでだ。

もちろん本気な僕たちは1日コースを選んだ。

お寺で1日。お昼付き。

和尚のありがたい説法や精進料理など一度は受けてみたいと思っていたのだ。

説法とは

僧侶住職が聴衆に対して仏教についての事柄を説き聞かすことを意味する。

精進料理とは

仏教戒律に基づき殺生や煩悩への刺激を避けることを主眼として調理された料理。

❖滝行とはなんですか?目次❖ 

 

僕たちはお寺に到着した。

 庭を掃除している方に呼ばれ

「とりあえず鐘を付いて」というのでわけもわからず境内の鐘を鳴らした。

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本当にただ鐘をついただけだ。

 

説明もなく、ただ本当に鐘をついた。

急に鐘ついた感じだ。

「ハイ、鐘つきました。ハイ、終わり」的な。

ジャガーの残念ショーぐらいの勢いだった。

ピューと吹く!ジャガー (1) (ジャンプ・コミックス)

 

もっと厳かなものではないのか?

この方が和尚なのか?

いやいや考えすぎなのか?

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そのまま家の中に呼ばれた。

中には僕たちを含め、8名の若者が集まっていた。

 

 

寺内に集合した僕らに待ち受けていたのは?

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誓約書?の記入だった。

なんか、変な雰囲気だった。来ている若者は何か元気がなかったように思う。

っていうか、若者しかいなかった。

まぁ滝行だからな。

相当な悩みがあるのだろうか?詮索はしてはいけないだろう。

誓約書には事故うんぬんかんぬんの責任取りませんよ。という内容だった。

 

 

眠たそうな和尚が出てきた。

すぐに感じた。和尚は厳かではなかった。 

 

だって、自分のことを「なまくさ坊主と呼ばれています」みたいな自己紹介をしていたような気がするが、正直もう何を言ってるのかわからなかった。

この人もしかして寝てる?

 

僕たちは顔を見合わせて「あやしいぞ」というジェスチャーを繰り広げていた。

DVDを見せられた

「今日一日の流れのDVDを見てもらいます。」

そういうと和尚はDVDを付けた。

周りを見渡すと様々なTVで紹介されているようだった。

「ごきげんぶらんにゅ」とか知ってる番組もあった。

僕たちは期待をすごくしていたんだ。

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DVDを見る。

内容は・・・・・

なんか全然しらないライダー?バイクの番組で二人がツーリングして滝行を受けるみたいな内容だった。

おもしろ半分に芸人でもない(見たことのない素人感満載)大の男が二人で「キャー冷たい」「やめろやー」

とキャッキャしているDVDっていうか。。。なにこれ?

寺用に作成されたものでもなく、テレビ番組を録画した奴だ。これ、間違いない。しかもおもしろくないし、神聖さもない。

説明している和尚も出てくるが、TVでも何もしていないというか、もはや番組でも無視されているぐらいの扱いを受けているような気もした。

 

ええ・・・・・本当になんなんこのDVD。

とりあえず、参加した一同は同じことを思っただろう。

 

なんでこんなDVDを見せつけられているのだろうか(汗

 

 

プレハブ小屋で

滝行に入る前に座学をするらしい。「おお!!なんか寺っぽい」そう私たちは思った。

一体何をするんだろうか?どんな話が聞けるのだろうか?

他の参加者もきっとそう思っていたのかもしれない。

みんなで小屋まで少し離れているようで、移動する。

途中で看板がある。

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・・・・・なんかいろいろつっこみたくなった(不安だ)

プレハブ小屋 です。

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教室もやってるんでしょうね。

写経教室。

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 広い?長い机が置かれており、資料がある。

なんの資料なのか?すごく気になるところだ。

仏教なのだろう。読んだことがないのでとても私たちはドキドキしていた。

 

なんだ?この資料・・・・・?

全員のまゆげが動いた

 

 

雑学ではあるんだろうけど・・・・

まったく仏教の話がなく。ひたすら「普段100%の力を出していない」というような内容で、

和尚「あなた、普段からどのくらいの力を出して仕事をしていますか?生きてますか」

参加者「60%ぐらいですかね」

和尚「ふつうはそのくらいです。ですが・・・うんぬんかんぬんごにょぼにょ」

 

和尚「あなたはどうですか?」

私「はい、毎日100%で仕事をしています。」

和尚「それは素晴らしい。100%で仕事をしている人は100人に3人ぐらいですよ。」

「100人に3人ですよ」

私「・・・・(他に何か言うことはないのか)」

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それ以上話の続きはありませんでした。

 

和尚「資料に関して何か質問はないですか?」

 

一同「・・・・・・・・・」

 

本当に資料に関しては何も質問を思いつきませんでした。

自己成長に関しての資料だったと思います。

 

本当に質問は何もありませんでした。 

護摩木を燃やさず

よくわからない座学を終えた僕らはなにかよくわからない場所に案内される。

説明をしてたかしてなかったかはわからないが・・・・・

 

(ФωФ)フフフ・・・

だんだんわかってきたよ。

パターンが見えてきたよ。

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 基本的によくわからないまま話が進む。

無理やり話しが進む感じだわw

ここでしっかりしたお経?わからないけど読経を唱える和尚は違う人だった。

「護摩木を燃やさないので」

と、何も燃やすことなく、唱え始めた。

私たちはそれを見ている。

それはそれは素晴らしい気合の入った読経だった。(本当に)

※読経っていうのかどうかもわからない。

なんなんだ。この状態は?

途中でドラ?「バシャーン」と打たれて全員がびっくりしてジャンプした。

すぐ泣くさんはこの住職のことを「ドラバイン住職」と呼んでいた。

本堂に集まったぼくらは

本堂で読経を唱えるらしく、寒い中、読経を読む。

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非常にしっかりしたものだ。

貸し出し用らしい。全員分の読経が用意されていた。

読むところが決まっているらしく、「こことここを読むから」

っていう説明を受けた。全部は読まない。一部を読む。

あとから続くのではなく一緒に唱えるのだよ。

 

読経を唱えられない件

いざ、読経を唱える。

あれ?読経ってなんだ?

読経とは、仏教徒が経文を音読することをいいます。

経を声をあげて読むことであり、仏前で経を読み上げることをさします。

読経は経典の意味を理解し、実践するため、また記憶して流布するために行なっていました。

しだいに読経そのものが宗教的な側面を持つようになったとも言います。

読経は経文を見ながら音読を行うことで、暗誦することは誦経、複数の僧侶による読経は諷経(ふぎん)と呼ばれ、区別されています。

 ですって。

さっきの護摩木のところにいた和尚と、なまくさ和尚の二人がそろった。

正面になまくさ和尚、後ろにはお経の上手な和尚が配置されていた。

 

前と後ろからはじまるお経。

 

読み上げるお経。

 

 

 

あれ?

 

 

 

 

おかしい・・・。

 

 

 

お経ってこんな感じだったっけ???

 

 

なまくさ和尚「ハイ、では3ページ、はんにゃーはーらー・・・・・」

「はい、では次は6ページの3行目は3回読みます。はんにゃーはーらー・・・」

 

 

あれ?なんなの国語の授業なの・・・?

 

そしてこの和尚のお経・・・・・

お経棒読みすぎる( ゚Д゚)/

 

そして後ろの和尚のお経・・・・・・

うますぎる!TVとかでよく見る流れるようなお経( ゚Д゚)/

 

 

・・・・・・

 

 

 

・・・・・・

 

 

 

 

不協和音すぎる(´;ω;`)ウゥゥ

 

 

あちこちで聞こえる

 

 

 

「ウグッ」

 

 

 

 

「ブハッ!」

 

 

「ウウ・・・・」

 

 

 

 

お経って神聖なイメージがあると思うねん。

 

せやろ?

 

 

せやけど無理やねん・・・・。

 

 

 

「ブハッ(笑)」

 

 

「はんにゃーあぶーブプププウプー(笑)」

 

 

もうダメだ。全員ダメだったわw

 

お経どころではない。

 

不協和音もおもしろすぎるし、棒読みもひどいし、なおかつ前のなまくさ坊主和尚が、お経を読み間違えるのがもうダメだ。さらっと間違えたり読むとこ間違えたり、胡麻化して読んだりして、二人の和尚の間に挟まれた私たちはそれはそれは無限の宇宙空間に放り出されたの如く意識が宙を舞っていた。(意識が散漫に・・・あ、笑っちゃうフフフ・・・ブフーブフゥーブギャー) 

座禅と木刀の死闘

 はぁはぁ・・・・

 

(*´Д`)ハァハァ・・・・・

 

 

笑いをこらえきれず、思わず拭いてしまった私たちは互いに励ましあい、落ち着きを取り戻すのに時間がかかりました。

※参加者全員がふいたと思う。アレはこらえられないよ。

その後、棒読み和尚は退出し、お経上手和尚が残ります。

 

そのあと始まったのが「座禅

 

座禅とは?

坐禅(ざぜん、座禅とも)とは、仏教で姿勢を正して坐った状態で精神統一を行う、の基本的な修行法。 坐禅はMeditation(瞑想)と翻訳される場合があるが、眼を閉じて思考する瞑想と坐禅は別概念である。 なお、『ヨーガ・スートラ』に説かれる古典的な意味でのヨーガ(瑜伽)も、坐禅と同じものである。

対になる概念として、立禅動禅歩行禅経行(きんひん)などがある。

瞑想なんですよね。

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座禅の組み方を教えてもらってビシっと構えます。

和尚「すごく座禅が素晴らしいですね」

私「(当然です)」

褒めてくれましたが、もう私の脳内ではくそ和尚と思い始めていたのでありがたくはありませんでした。敵とみなしていました。

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ちゃんと靴下履いてこればよかった・・・・

座禅の組み方について

・足の裏が天井を向くように組みます。

・丹田(おへその前)で親指を合わせるように構えるそうです。

それがあなたの心臓の形になるそうです。ハートの形にはなりませんので落ち着いてください。何人か突っ込まれていました。スライム型になります。

 

そして、アレです。

 

なんていうかわかりませんが、気持ちが散漫になると「雑念がある」と棒切れでたたかれる奴です。

※警策(きょうさく)というそうです。

 

たたかれると痛いのかどうなのか?

うわさだと「音だけ」でいたくないそうです。

叩かれ方もあって、座禅のまま体を前に倒します。

両肩に2回ずつ叩かれます。

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「パシン」「パンパン」とかね。

 

ええ・・・・

 

 

 

超絶痛いから気を付けて!!

 

もうね。木刀で殴られているだけだと思ったね。

殴られた瞬間火花が散ったよね。

呼吸も止まったし、死ぬかと思った。

 

そのぐらい痛いし、衝撃が全身に駆け巡ります。

 

そのあとの座禅は「絶対に殴られたくない」一心で瞑想していました。

 

私を誘ってくれたすぐ泣くさん(女性)は「おかわり」をもらっていました。

本当にこの人すごいなって思いました。

※おかわりとは和尚が「叩かれたい人は両手を合唱にしてもられば叩きますのでおかわりしてくださいね。たくさんのおかわりまってます(ハート)」

って言ってました。あれ?瞑想とかってそういうもんなの?

 

いよいよ滝業へ

みんなで「肩が痛い」「泣きそう」とお経の笑いのあとの木刀の一撃で涙に変わったという天から地獄を味わった私たちについに滝行の時間がやってきた。

 

滝です。

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寒いです。

和尚がたくさんいました。

金剛力士像のような肉体でした(怖いけどこの人はきっといい人)

 

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着替える小屋です。

 

和尚から指示されました。

 

寒いから走っておいで

いわれるがままに

 

走りました。

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走りました。

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 いったりきたり同じところを走りました。

他の参加者も走っていました。

 

 

 

特に体が温まることはありませんでした。

なんだかバカらしく思えてきました

滝vs一般市民

いよいよ滝に入ります。

 

まずは着替えます。

 

近くで水業?体に水をかけます。

 

右手、左手、背中と順番に水をかけます。

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これがかなり冷たい。

悲鳴をあげる人もいました。

和尚に囲まれているという異様な空間です。

さっき木刀で殴られた人の背中にはくっきり殴られた痕が残っていました。

 

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画像ではよくわかりませんが、10度くらいはあったかもしれません。

余裕ですね。銭湯みたいなもんです。(たぶん。わからんけど。)

 

滝に打たれる前に和尚と一緒に叫びます。

「やるぞーやるぞーやるぞー!!」と3回叫びます。

「お願いしますー!!!」と滝に入ります。

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この季節に裸は当然のごとく寒い

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順番に入ります。

だいたい3~5分くらいかも・・・??

滝に打たれるとどうなの?

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滝に打たれました。

感想は以下の通りでした。

・冷たくて何も考えられないような気がしました。

・滝が意外と痛い

和尚が憎い

この3点以外何もありませんでした。

 

そうですね。気づけば和尚を睨んでました。 

終わった後は少しスッキリした気がしました。

嫌なことを忘れられたような気がします。

 

精進料理ではなかった

そうして8人いた参加者は4人に減りました。

私たち以外は半日コースだったため、みんな帰りました。

はじめはみんな和尚に対して敬語だったんですが、私たち以外の参加者のみんなも敬語ではなくなっていました。

敬語とは

話し手または書き手が相手や話題の人物に対して敬意を表す言語表現。日本語では敬意の表し方によって、ふつう、尊敬語・謙譲語・丁寧語の3種に分けられる。敬譲語。→尊敬語謙譲語丁寧語待遇表現

 

疲れ切った私たちは、「精進料理ってどんなんだろうね?」

「そりゃあ味噌汁、ごはん、漬物とかの質素なものでしょう?」

みたいな質素ごはんの話で盛り上がりました。

私も楽しみにしていました。

ごはん、味噌汁、漬物。焼き魚とかもあるんですかね?質素でもいいんです。楽しみだったんです。それはそれは疲れも相まってすごく楽しみだったんです。

 

 

 

 

 

 

 

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おでん

 

 

 

 

 

「おでんですね」

 

 

 

「おでん」

 

 

 

「おでんですね」 

 

 

 

和尚「無宗教なんで肉でもなんでも食べるよ

 

おでん

おでん(御田)は、日本料理のうち、煮物料理の一種。鍋料理にも分類される[1]

鰹節とコンブでとった出汁(だし)に味を付け[2]、さつまあげ・はんぺん・焼きちくわ・つみれ・蒟蒻(こんにゃく)・大根[3]・芋[4]・がんもどき[5]・つみいれ・ちくわ・すじ・ゆで卵、その他いろいろな種を入れて、長時間煮込む[6]。おでん種、つけだれの種類は地域や家庭によって異なる[7]

 

 

「おでん」と「ごはん」でした。

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和尚も一緒に私たちとおでんを食べます。

 

会話は弾みませんでした。

 

和尚はずっと口をくちゃくちゃ鳴らしながらたっぷりからしを付けて食べていました。

 

途中で若い女性が入ってきました。

「写経が終わりました」

 

写経とは

写経(しゃきょう)とは、仏教において経典書写すること、またはその書写された経典のことを指す。

和尚「もう終わった?早いですね」

そういいながら口から何か(ダイコン?)を垂らして、くちゃくちゃたべながら立ち上がり、彼女によって行きました。

 

彼女の話を聞いていると

さっき私たちのいたプレハブ小屋でずっと一人写経をしていたそうです。

 

和尚「普通の人なら2時間はかかるですよ」

そういいながら、口から何か(もしかしてすじ肉?)垂れ下がっていてそれが気になって私たちは笑いをこらえていました。ずっと口におでんが残っているようにも見えました。

それよりも

一人

プレハブ小屋

写経

検索ワードみたいな状態の彼女に同情してしまいます。

本当にあの寒いプレハム小屋で一人で置き去りにされて、ひたすら写経をしていたんだなと思うと涙が出そうでした。

 

写経コースも有料であったのを思い出しました。

 

和尚は彼女が予想以上に早く終わったので、ちょっと予定が狂ったのか

まぁまぁ雑な扱いというか、そんなに話すことがないらしく、明らかに適当にはなしているように見えた。

 

一生懸命書いた彼女の写経を若干丸めてなんか小物とかいっぱいおいてる棚の上にポンとおいて、和尚は彼女と出て行きました。

 

 

 

私たちは写経をしていた女のコを少しカワイソウに思いながらも自分たちの今の状況から、もうすでに「変なところに来てしまった」感がありすぎて、

誘ってくれたすぐ泣くさんから「こんなはずではなかったんです。すいません」的なお話をいただきました。いや、悪くない。彼女は悪くない。

悪いのは和尚だと思いました。まったく説法を聞くこともなく、質問に対しても返答がなく、「私はこう思う、それは人それぞれ」というものに感じる。

くるところを間違えたか・・・・

 

さて、ここで全員が同じ疑問を抱いた。

 

和尚の話を思い出す。

(和尚「肉も食べるよ」)

 

 

 

 

全員「おでんにすじ肉が入ってなくない?

 

「すじ肉入ってませんよね?」

 

 

「さっきの和尚の話から考えると入っているはずだよね?」

 

 

「このおでんは明らかにすじ肉も入っているダシの味する」

 

 

「すじ肉だけ抜かれているのではないか」

 

「たぶん作成中に和尚はすじ肉が入っているのを見てたので「肉出るよ」みたいなことを言ったんだけど、出す側の人が「寺で肉出すのはちょっと・・」ってすじ肉だけ外したのでは??」

 

 

と、様々な思惑を激論していた。

 

和尚が返ってきたとたん疑問の会話はなくなった。

 

 

ただこれだけは言わせてほしい。

 

まじめな私たちは見てしまったんだ。

自分たちの使った食器を自発的に片付けようと台所付近にたったとき、

のれんの奥に見える楽しそうにおでんのすじ肉を食べる坊主たちの姿を。

 

 

 

 

※追記

腐ったキュウリみたいな漬物の奴が2枚ほど憑いていました

すごくおいしくないので残してる人もいました。アレはなんなんですか?

プレハブ小屋での死闘(腸内フローラ)

ただいまの時刻は14時50分くらい。

また初めに座学?雑学?をしていたプレハブ小屋に私たちは集まった。

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もうダメだ。

これから起こる事を集まったみんなは想像についていた。

※ファイルは朝もらった資料で名前を書いているので消してます。

 

和尚が来ました。

 

和尚「朝の資料で何か聞きたいこととかわからないことはありませんか?」 

 

 

全員「(困った)」

 

まさか朝と同じ内容の話が出るとは思ってもいませんでした。

HPには相談会といった記載があったかと思います。

 

すぐ泣くさん「この資料はやっぱり真言宗とか何か宗教的な意味合いがあるのでしょうか」

 

素晴らしい質問だと思いました。

お寺です。和尚です。滝行しました。座禅もしました。

その前にこの座学がありました。

 

 

和尚「いや、これは私が今までの経験で独自に編み出したうんにゃらくんにゃら」

 

 

全員「え・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

 

ちょw・・・

 

いや・・・予想内だろう・・・・・・・

 

もうパターンは分かったんだ。

これは和尚が好きにやってる謎のセミナーなんだろう。うん。きっとそうだ。

仏教でもなんでもないだろう。うん。今の答えがすべてだろう。

 

沈黙が続く和尚とこのセミナーに集まった4人。

 

 

 せめて「何か相談したいことは?」

みたいな内容があれば聞きたいことや相談したいことも出てきそうだ。

 

しかし・・・・・・・・・・・・・・

 

和尚「他にこの資料に関する質問は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんでこの資料に特化してんだろうねぇっぇえーーーーーー???

 

なんでなん?

 

なんでこの資料にそんなにこだわるの?

 

なんなのこの謎の分野。人間学?

 

そこで勇気を出して反論してみました。

 

私「先ほど和尚の言ってた仕事を人の倍しないと上に立てない、仕事が一番という話ですが、個人的に震災のボランティアに毎年行ってまして(実話)、そこでは仕事を辞めてまで人助けをする方々にたくさん会いました。話を聞くと日本がこんな状態なのに、当たり前のようにいつもと同じように生活しているほうがおかしいとたくさんの人が様々な分野で手助けをしてました。どう思いますか?」

 

camelstation.hatenablog.com 

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和尚「それはおかしい。その人たちは結婚してないんじゃないの?子供いないんじゃないの?それで仕事やめちゃったら後が大変じゃない?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私「(こいつクソじゃないか?)」 

 

 

 

 

 

 

和尚「それは人それぞれの価値観の違いだから私だったら仕事は辞めないし、いかない」

 

 

お手上げだ。

 

あぁー!!もうお手上げだ!!!

 

こりゃもうダメだぁぁぁぁー!!このくそ坊主!!!

 

 

本当の意味でもう話すことがなくなった。

 

 

 

 

 

和尚が途中で「ぜんざい食べたい」みたいな話が合って

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ぜんざいが出てきました。

 

私はもう気持ちが切れてしまったのでダラダラすごしていました。

他のみんなもそこらへんにおいてる本を読んだりしてました。

 

和尚も本当になにも話すことがないようですし、説法はないのだな。あきらめた。

相談することもないし、相談する相手はこっちが選びたい。

 

最終的に余った時間・・・たぶん後半ははじめからやることが何もなかったんだろうね。

 

なんの興味もない「腸内フローラ」のDVDを付けていました。

※もう誰も見てませんでした。

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もちろん、TVの録画をそのままCM込みで流していました。

 

 

17時。

 

やっと長い時間が終わりました。本当に。疲れました。いろんな意味で。

 

 

最後に和尚が言いました。

 

和尚「腸内フローラについてのディスカッションするセミナーがあるから興味があったら来てください」

このクソ坊主!この雰囲気でまだ言うか!?(怒)

僕らの心に残ったもの 

そうですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

思ってたのと違う

( ゚Д゚) 

 

また一つ固定概念が覆された。

和尚とはありがたい存在ではなかった。

お寺は神聖な場所というのは間違いだ。

 

価値は人それぞれなのだ。と・・・・・。 

あとがき

本当に悩んだ。

お寺のPRだったり、みんなが滝修行に興味を持っていただいたりしたいなんて様々なことを考えたが・・・・

どうしても納得がいかなかったのでこのような形になってしまった。

もしかしたら人によってはいいのかもしれない。

すごく人生が変わるかもしれない。

しかし、私の心には忘れることのできない1日になったのだ。

良い悪いは参加した人にしかわからないし、すべてが終わったあと何が残るかも人それぞれだろう。

そうでしょう。だって、価値観は人それぞれなのだから

 

和尚

 

憎い 

 

おわり(全員滝に打たれろ)

 

2017年12月18日追記

ブックマークにその時にいた住職よりコメントをもらう。

 

 

※個人の感想です。

スペシャルサンクス

いつも話を提供してくれるすぐ泣くさんありがとうございました。

sugunaku.hatenablog.com