城崎マリンワールドが素敵だった。
インパクトのある看板やポスター。
あちこちにある予測不可能なチャレンジ調査の量。
ワロタ。
そんな素敵な城崎マリンワールドを調査する。
水族館とは?
水族館(すいぞくかん)とは、海や河川・湖沼などの水中や水辺で生活する生き物(水族)を主として展示・収集している施設である。
水族館では魚介類や無脊椎動物、両生類、海獣類、爬虫類といった動物や、水草などがガラスやプラスチックといった透明な水槽に入れられ、公開されている。規模は大小さまざまであるが、多くは多種類・大型の水槽を売りにしている。
海獣(イルカ、アシカなど)によるショーなどをしている水族館もあり、これらのショーが水族館の目玉になっている場合も見受けられる。また、単独で存在する水族館以外に、動物園の中の1施設として存在する所、遊園地のような遊具が設置・併設されている所(複合施設の中の1つ)もある。
ウェキペディアでは上記のように記載されている。
私もそう思っている。
商売にするために、ショーにするために海洋生物を捕獲したり保護したりしているのか思っている。
城崎マリンワールドで話を聞いてきた。
- 城崎マリンワールドで話を聞いてきた。
- バックヤードツアーとは
- 本当に水族館の裏側感がいい!!
- 実は・・・管理栄養士も真っ青!!
- 実は冷凍されている魚がいる?
- 研究施設を垣間見る
- 魚の餌やり体験ができる。
- 他にもいろいろ見えることがある
- 【別件】アジ釣りはおもしろいからやって損なし
- 【まとめ】水族館の秘密
城崎マリンワールド
(きのさきマリンワールド、KINOSAKI MARINE WORLD)は、兵庫県豊岡市の日和山海岸に本拠地を置くアトラクションを備える水族館である。魚類や海獣の展示、ダイビング疑似体験アトラクション、イルカやアシカのショーが行われる他、イルカとの触れ合いなどの体験活動などが行われる。また、水族館でありながら園内にはアジの釣り堀があり、釣ったアジをその場で天ぷらにして食べることの出来るユニークな催しも行われている。
城崎マリンワールドでは様々な催しものをやっていて、どれもこれも本当に魅力的!!!
ドルフィンタッチや、体験アドベンチャー「ダイブ」のフィッシュダンスなど本当にどれもこれも魅力的なんだ。
いろんな水族館に行った僕がおすすめしたいのは城崎マリンワールドのバックヤードツアーなのだ。
バックヤードツアーとは
水族館の裏側、水槽の反対側を見て歩くツアーで、普段みれないところ、飼育員からの視点など、とっても楽しいツアーのことなのだ。
- 参加
15名- 料金
大人1000円 幼児500円- 予約
ダイブ予約センターにて当日予約
というワケで、バックヤードツアーに行ったワケです。
ドルフィンタンク前に集合する→イルカと戯れる
参加者は僕を含めて4人だったんですが、とにかくスタッフさんが気さくな方でとてもよかった。
はじめに担当されたのは女性のスタッフで、イルカと一緒に戯れることができる。
こんなに近くでイルカを見ることもそうそうないので感動。
か、カワイイ!!
イルカに触ったり、イルカと握手したりと
「ええ?イルカの体験できたっけ??」と思いました。
キュィーン(僕の鳴き声)
カワイイカワイイあぁー(*´Д`*)ああーんカワイイー。
というワケで、
バックヤードツアー水族館の裏側へ!
水族館の水槽について詳しく教えてくれる。
水族館の水槽の厚みについてや、水槽の中に入っている岩は本物なのかどうか。いろいろと教えてもらえる。
ちなみに・・・・水槽のガラスの厚みって
水槽のガラスの厚みは大きくならばなるほど、下に行けば行くほど重さと水圧の支える力が必要なのでドンドン厚くなってます。!!なんていうの。上から下にかけて厚みをましているので三角形みたいな厚みの仕方になってるんだってさ!!
あと、魚がちょっと大きく見えるようになってるんだってさ!!
ヘーヘーヘーヘーヘー(ヘーボタンを押してね)
ちなみに水槽内の岩とかって?
実はプラスティック製がほとんどで、すごく軽い。びっくりするくらい薄いし!!
ただ職人に依頼して作成しているので値段はかなりするらしい。
水槽のサイズに合わせて受注するので配色だったり本物に見せる工夫がすごいのだとか。確かにどれも本物にしか見えない。たまに端のほうが塗れてないとかあるよね。
全部がそうらしくて、本物の岩とかは重すぎでおけないんだって。
あぁー素直に本物だと思ってたぁー特に小さい奴とかねぇー!!
本当に水族館の裏側感がいい!!
通路をいったりきたり、狭かったり、
スタッフの荷物が置いてあったりと裏側の感じがいい!!
実は・・・管理栄養士も真っ青!!
城崎マリンワールドではアシカのショーもあればトドのショーもある。
ショーに出てくる動物たちは芸をこなすごとに餌を与えられるんだよね。
ほら!これこれ!!芸をしたらもらえるご褒美。
ん?よく見るとバケツにみんなの名前を書いてあるように見える。
これは・・・今までの経験だと城崎マリンワールドでしか見たことないよな・・・
で・・・・バックヤードへ
ちょっとホワイトボードが気になったんだよね。
よく見ると・・・・
ショーに出るアシカやトドたち、みんなの名前と数字が。
こ、これは!!!
知らなかった・・・徹底された食事制限
みんなの食べる量とか質とかすっげぇぇーーー管理されているぅぅー!!
これは知らなかった!!
すごく細かく「イカ」とか「ホッケ」とか食べるものまで決めているんだって。
脂肪が多いからこういう食べ物、寒い季節になるのですこし体重を増やさないと、増えすぎたからこの子は量を変えずにモノを変更しようとか
めっちゃ細かく書かれていて、すごい気を付けているんだって。
ショーごとに量も決まってた
トドのダイビングっていうショーで使われる餌の量も細かく決められている。
これで食べすぎることもないワケだね。
ショーの時にみたバケツはみんなの名前がひとつずつきっちりとわけられている。というワケなのだ。
1日に食べる量を分割して与えているんだって。
海獣たちの食事の実は・・・・
ショーに出るような生態は特に!!特に!!栄養や分量をかなり気にしている。
それぞれに名前をつけて管理徹底されている。
・・だからいくらショーをがんばってももらえる量は増えない。
そして魚を数種類あげる。魚の種類によって栄養評価が違うらしい。
量だけじゃないんです!質にもしっかり目を向けている!!素晴らしい!!
すげぇーぜ!!マリンワールド!海獣(トドとかアシカとかセイウチとかのこと)に愛を感じるぜ!!
実は冷凍されている魚がいる?
次に案内された冷凍庫。
?冷凍庫?
冷凍庫は餌の保存とかもしてるんだけど・・・・
それだけじゃなかった!!( ゚Д゚)!
冷凍庫内に潜入する!!
寒い・・・・
いったい水族館の中の冷凍庫には何が潜んでいるのだろうか・・・・
何ぃぃぃぃぃぃぃぃーーーー( ゚Д゚)
これはぁぁぁっぁぁあーーーー!!!
なんだぁぁぁぁぁーーー!!ダイオウイカかぁー!!
いろいろ見せていただいた。
エイの仲間。
子供のなんかの魚。エイかな??
リュウグウノツカイに似てるけど違うらしい。
ナガユメタチモドキかなぁ?忘れましたが、リュウグウノツカイではないらしい。
その子供。サケガシラ?ではないな。
とても親切にそして意気揚々と説明してくれる。
スタッフさんは本当に水族館を愛している感がすごすぎて惚れる。
水族館の冷凍庫って実は・・・
近隣で上がった魚とかを保存している。
本当は飼育をしたいんだそうだ。
でも、できない。
なんでかって???
生態系が明らかになっていないので飼育の仕方がわからないんだって。
なんとかしたくてもできないそうだ。何を食べるのかは当然ながらどんな海流なのか、どんな塩分の濃度なのか、かなり詳しくわからないと飼育できないそうだ。
そのため研究をしっかりと日夜していて今現在でも全然わからない魚だらけなんだとか。
干物にしているワケではなくて冷凍している間に水分が抜けて干からびるそうです。
うーん。魚ってもうほとんど解明されているのかと思ったけど、意外と全然わかってないものが多いんだね。水族館に魚もっていったらなんとでもなると思っていたよ。
研究しているらしい。
研究施設を垣間見る
めちゃめちゃ倉庫というか、水族館の水槽の反対側?に連れてきてくれた。
ここで様々な水槽の反対側からみることができる。
ねえ?知ってるイソギンチャクの水槽が照らされているワケ
イソギンチャクの水槽はめっちゃなんかカラフルに光ってるような気がしないかい??
見栄えを気にしてライトで照らしていると思っていないかい??
実はイソギンチャク。半分は植物なので光合成するのだ。
そのため太陽のヒカリのように強いライトで照らす必要があったんだってさぁー!!
意味があったんだよ。ライトの強い水槽はさぁー!!
チンアナゴの秘密って
チンアナゴ。みんな大好きチンアナゴ。
チンアナゴの生態ってみんな知ってる???
あの土刺さった感じで頭を出している魚。
※こちらの写真はニフレルです。
【新型水族館】カメラの撮影が楽しい~ニフレルの魅せる工夫~ - 腐ったみかんは俺かお前か?
さて、ここで問題。
チンアナゴってどうやってご飯食べるか知ってる??
答えはこちらです。
実はチンアナゴ。
あんまり泳がない。あの刺さった感じは水に流されないように土に体を埋めていて、流れてくるプランクトンとかなんかいろいろ口を開けて待ってるタイプの魚なんですって!!
なので、一定方向からの水流が必要なんです!!
※写真は一定方向から水流を起こす装置。
すげぇー知らなかったぁぁぁー!!
魚の餌やり体験ができる。
レタスだったりエビだったり、魚のエサをもらえる。
わぁー魚ぁぁー!!
ナポレオンフィッシュはレタスを食べるんだって!!
魚たちは目というか気配を感じるそうで、ごはんの時間とかもわかるのだとか。
すごいなぁー魚。
なんでレタス食べるの??
またナポレオンフィッシュの食べる海藻は研究によってレタスが繊維的にもよく似ているので与えてみたところ食べることが判明したらしい。
研究の成果だとスタッフさんは言っていたよ。
めちゃ近くで見れて僕は幸せだわw
水槽の中をのぞくこともできる。
他にもいろいろ見えることがある
塩分の濃度とか、養分とかなんかすんごい研究してんだなぁーって思う。
完全に海の水を再現している水族館もあるけど、それだとすごくコストがかかってしまうので、基本的には海沿いに水族館を作るんだって!!
海遊館とかそうなんだって。でもニフレルとか京都水族館とか?都心部とかにある水族館は海の水を作っているのかもよぉー???
水質管理も本当にすごいと思う。
魚だけではなくて環境をつくる設備もまた研究中なんだとか。
セメントも研究してた。どれが影響ないのか、適しているのか。
本当にすごい研究施設なんだな。水族館って!!
セメントの配合違いも研究してんだって。
本当にすごかったーー。。
こうして、バックヤードツアーは終了した。
30分~45分くらいだったと思う。いっぱい質問してしまった。
担当されたスタッフさま、ありがとうございました
【別件】アジ釣りはおもしろいからやって損なし
城崎マリンワールドの有名アトラクションの一つ・・・それは
「アジ釣り」だ(#^^#)
初心者もチビッコも気軽に手軽にフィッシングにチャレンジしましょう。群れをなして泳いでいるのは元気なアジたち。お父さんが日頃磨いた腕を披露するのもよし、チビッコがお父さんを負かすのもよし。もちろん竿もエサも用意済みなので、釣りの道具は一切無用。チャレンジ精神だけをもってくればそれでOKです。
※悪天候などにより営業を中止する場合がございます。ご了承ください。
- 料金竿1本 650円(エサ付)
*針糸が切れれば終了- 天ぷら加工料 1匹50円
- プランアジ釣り大会 5名以上
そうなんです。竿の針糸が切れなければずっと楽しめる釣りです。
初心者でも慎重にやれば十分釣り上げることができます。
釣り方ややり方もスタッフさんが教えてくれます。そして釣ったらすぐに食べられます。
「釣ったらすぐにいただきまーす」
魚に対しての問答無用感が素晴らしい。
さっきまでしっかりと魚たちの勉強をしてきた僕には衝撃的かつ、生きるとは何か、をすっきりと感じさせてくれる。
ド素人の僕でも慎重にすれば10匹くらい釣れます。
さっきまで何事もなく平和に暮らしていたアジたちは一瞬にして平和を奪われ、
あっという間に
カラっと
サクッと食べられます。
そうなんですよね。自然界ってそうなんですよね。
本当にいろんな勉強ができるところなんです。
子供にもカップルにも水族館好きにもオススメなんだよ城崎マリンワールドは!!
【まとめ】水族館の秘密
いかがだっただろうか?
水族館に行きたくなりましたよね?
アジが食べたくなりましたよね?
それは、広大なフィールドを誇る海の研究所だったのだ。
水族館とは研究施設だったのだ。
海の生態系を調べないと魚の飼育はできないし、希少種が見つかれば保護するし、保護するにはその生物がどんな環境でどのように何を食べるのかを知らないと保護できない。魚だけの研究でもダメだし、今度はその環境を再現する研究も必要で、またローコストにする研究も必要なんだとか。代用できるものがないかなど。
だから研究するのだというっていたような気がする。
ああ。スゴイ。ああ感動。
すごく勉強になるし、ちょっと水族館にいてる生物の見え方が変わりそう。
ぱっと魚を中に入れているだけじゃないんですよね。
すっごい工夫と研究が施されているのだ。
あぁー生きてた奴をすぐ食べるとおいしいなぁー(しみじみ
ぜひ、城崎温泉に行ったら城崎マリンワールドも行ってみてください。
おわり(いい意味で)
※個人的な調査となります。
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